ニュースリリース – 2016年3月3日

シノプシス、ISO26262準拠性チェックのためのキーテクノロジの追加により機能安全ならびにセキュリティ検証分野のリーダーシップを強化

故障シミュレーション技術のリーディング・カンパニーを買収

2016年3月2日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 – 
シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、最先端SoC設計・検証に用いられている車載向け/セーフティ/セキュリティ分野の故障シミュレーション・テクノロジのリーディング・カンパニー WinterLogic社の買収を発表した。故障シミュレーションは、機能安全規格 ISO26262ならびにASIL分類の準拠性検証に用いられる重要技術である。シノプシスは、機能検証、ハードウェア/ソフトウェア検証、ソフトウェア・クオリティとサイバー・セキュリティ、車載向けIPなどの分野でのセーフティ&セキュリティ・ソリューションを拡充しているが、WinterLogic社の故障シミュレーション技術は、このソリューションを強化するものとなる。

シノプシス ベリフィケーション・グループ R&D担当副社長 Debashis Chowdhuryは次のように述べている。「WinterLogic社は、非常に高度な故障シミュレーション/管理ソリューションを提供するリーディング・カンパニーであり、当社が拡充を図っている車載向け機能安全/セキュリティ検証ソリューションに他に類を見ないテクノロジと優れた専門技術をもたらしてくれます」

本買収がシノプシスの財務に与える影響は極めて軽微であり、買収内容の詳細は非公表である。

シノプシスは、Verification Continuum、GalaxyTMデザイン・プラットフォーム、Coverity®ソフトウェア・テスティング・プラットフォームを通じて、今日の複雑なSoCの車載向け/セーフティ/セキュリティ検証に不可欠なツールならびにIPを包括的に提供している。詳細は、http://www.synopsys.com/automotive より入手可能。

シノプシスについて
 
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第16 位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。詳細な情報は、 http://www.synopsys.com/japan より入手可能。

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標です。 
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<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充 
TEL: 03-6746-3940  FAX: 03-6746-3941