ニュースリリース - 2019年3月14日

ニュースリリース - 2019年3月14日

シノプシスのFusion Compilerがルネサスの次世代車載システムの開発期間短縮を実現

業界をリードする半導体各社によるFusion Compiler採用の力強い流れが継続


概要

  • Fusion Compiler™が、ハイエンドSoCやミッション・クリティカルなマイクロコントローラをはじめとするルネサスの付加価値の高い車載製品群の開発に採用される

  • フルフローで統合された最適化アーキテクチャならびにシノプシス独自の共通データモデルが、業界最高水準のタイミング/パワーと面積最適化を実現

  • 他の追随を許さない設計容量と処理能力により、数百万インスタンスのデザインにおいても最高の設計生産性を達成でき、最短期間での製品の市場投入が実現

 

2019年3月14日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、ルネサス エレクトロニクス株式会社(以下、ルネサス)が、幅広いマーケットへの次世代車載システムの提供にかかる期間を短縮するため、高性能な車載SoCならびにミッション・クリティカルなマイクロコントローラの開発にシノプシスのRTL-to-GDSII インプリメンテーション・ソリューション Fusion Compilerを採用したことを発表した。Fusion Compilerは、ルネサスの複数の量産デザインにおける広範囲に及ぶバリデーション・プロセスを経て、業界最高水準のタイミング/パワー、面積最適化、開発期間短縮を可能にする。ルネサスでは、初期デザインでFusion Compiler の強力なメリットを確認、現在同社の車載システム開発部門で幅広く活用している。2019年3月21日にカリフォルニア州サンタクララ・コンベンションセンターで開催されるSynopsys Users Group (SNUG®) Silicon ValleyのLunch-and-Learnパネル・セッションに、ルネサスは半導体リーディング・カンパニー各社とともに参加し、Fusion Compiler の活用事例を紹介する。

 

シノプシス デザイン・グループ エンジニアリング担当上級副社長 Shankar Krishnamoorthy は次のように述べている。「昨年11 月の発表以来、Fusion Compiler は、性能/消費電力/面積と設計生産性の新たな水準を確立してまいりました。様々な業界のリーディング・カンパニー各社がFusion Compiler のメリットを実感し、短期間で採用が進んでいるという事実は、この革新的なRTL-to-GDSII ソリューションがすでに実用段階にあり、他に類を見ない価値を提供していることを実証しています。ルネサス様が社内横断でFusion Compiler を採用されていることこそ、まさしくその証左です。当社は、車載システムやその他のアプリケーション向けに最先端チップを開発しておられるルネサス様ならびにリーディング・カンパニー各社との協業を今後も推し進めてまいります」

 

ルネサス エレクトロニクス株式会社 ブロードベースドソリューション事業本部 共通技術開発第二統括部 統括部長 加賀谷達次氏は次のように語っている。「当社は、車載用SoC ならびにマイクロコントローラのリーディング・サプライヤとして、次世代のコネクティッド・カーならびに自動運転車向けに高度に差異化されたソリューションを提供し続けており、これまでチップ性能、消費電力の限界を打ち破り続けています。シノプシス社のFusion Compiler は、当社の量産向け製品の設計において、優れた性能、消費電力と、設計フロー全体を通じた生産性の向上を可能にしてくれます。この製品は、今後のより高度な設計目標の達成にも貢献し、当社の最先端製品の革新性を加速してくれるものと確信しています」

 

Fusion Compiler の独自のアーキテクチャは、設計結果を高い精度で予測しつつ最短期間で結果を達成できる最も設計収束性の高いメソドロジを用いて、性能/消費電力/面積の最適化を実現する。拡張性の高い単一のデータモデルと、業界のゴールデン・サインオフ・ツール群のテクノロジを活用した解析エンジンをベースに、非常に厳格な性能/消費電力/面積の指標をRTL-to-GDSII フローを通じて効率的かつ効果的に達成する。また、シノプシスが業界をリードする設計テクノロジを設計フローのあらゆるポイントで活用することで効果を最大限に引き出す最適化メソドロジとフィジカル・シンセシスとを完全に統合した最適化フレームワークをフル活用して、業界最高水準の性能/消費電力/面積を実現する。この画期的な設計手法により、単にフロントエンドならびにバックエンド・ツールを組み合わせた既存の手法と比べて、タイミングを最大20%改善、トータル消費電力を10~15% 削減、面積を最大5% 削減できる。さらに、革新的な階層設計フローやグローバル・デザイン・プランニング・メソドロジを可能にするためのエンハンスメントが施された比類なき合成エンジンによって、設計効率の大幅向上を実現する。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jp より入手可能。

 

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標または商標です。

その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941