ニュースリリース - 2019年10月7日

ニュースリリース - 2019年10月7日

シノプシス、Arm、サムスンが、次世代Armプロセッサ Herculesの5LPEプロセスでのインプリメンテーション・ソリューションを実現

最先端Armコアの早期適用企業を支援する認証済みツールとリファレンス・フロー

 

概要

  • サムスン・ファウンダリが、EUVベースの5LPEプロセスでシノプシスのFusion Design PlatformTMを認証

  • 低消費電力/高性能/小面積と開発期間短縮を実現する設計ソリューション

  • 最先端Arm®コアの早期適用企業向けに、スクリプトやリファレンス・ガイドも提供するQuickStart Implementation Kitsをシノプシスが提供開始

 

2019年10月7日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、次世代Armプロセッサの早期適用を可能にするソリューションの開発で緊密に協業していることを発表した。この設計ソリューションは、AIテクノロジを活用したクラウド対応のFusion Design Platformならびに、サムスン・ファウンダリの最先端5LPEプロセス向けArm Artisan® Physical IP and POPTM IPをベースに開発されている。高性能コンピューティング(HPC)、車載システム、5G通信、AIなどに向けたSoCの新たな技術革新を加速するソリューションとなる。今回の協業により、開発者は、設計フロー全体を通じて結果品質を維持し、開発期間を短縮しつつ、消費電力/性能/面積(PPA)を最適化した製品をより早く市場投入可能となる。

 

Arm社 Client Line of Business 上級副社長兼ジェネラルマネージャー Paul Williamson氏は次のように語っている。「この業界の技術革新のスピードを減速させないためには、共通の顧客企業のためにパートナー間で緊密な協業を実施していくことが不可欠です。当社が、サムスン・ファウンダリ社ならびにシノプシス社と展開してきた最先端プロセス・ノードに向けた取り組みにより、次世代のArmベース・デバイスの消費電力と性能の更なる最適化が可能となります」

 

サムスン・エレクトロニクス社 Foundry Design Platform Development 上級副社長 Jaehong Park氏は次のように語っている。「シノプシス社のFusion Design PlatformとQuickStart Implementation Kits(QIKs)により、次世代Armプロセッサのための設計ソリューションが実現しました。これは、高性能CPUベースのデザインを開発する設計者が、当社の5LPEプロセス・テクノロジを活用することによって大きな競争力を手にすることができることを意味します。今回の、当社とArm社そしてシノプシス社との緊密な協業の成果によって、お客様各社は、高性能/低消費電力が求められる製品分野で、当社の5nmプロセス・ベースのプロセッサがもたらす価値を最大限活用することが可能となりました」

 

シノプシスのFusion Design Platformは、新しいArmコアのインプリメンテーション最適化に活用されてきた実績を持つソリューションであり、シノプシスが業界をリードする多くのテクノロジを組み込んでいる。主な特長は以下のとおりである。

  • デザイン・プラットフォーム Fusion CompilerTM、論理合成ソリューション Design Compiler® Graphical、配置配線ソリューション IC CompilerTMII による7nm以下のプロセスでのデザイン・インプリメンテーション

  • 密集度コントロール自動化ならびにタイミングドリブン配置によるデザイン性能向上

  • フローを通じたコンカレント・クロック・データパス(CCD)最適化による消費電力削減

  • パワーリカバリー機能も提供するPrimeTime®のPBA(Path Based Analysis)ベースECO、StarRCのマルチコーナーRC同時抽出ならびに徹底したPBAによるサインオフ収束

  • 設計段階早期に短期間で実行可能なIC Compiler II のRedHawkTM Analysis Fusionサインオフ・ドリブン・フローによる、早期段階でのパワー・インテグリティと信頼性の最適化

 

シノプシス デザイン・グループ ジェネラルマネージャー Sassine Ghaziは次のように述べている。「最新のプロセッサを活用することにより、新しい革新的なテクノロジを次世代製品の開発に活かすことが可能となります。しかしそのためには、信頼に足る総合的な設計ソリューションが必要になります。それによって、デザインの結果品質と開発期間短縮を確かなものにできるからです。業界のリーディング・カンパニーが力を合わせた今回の緊密な協業によって、より優れたデザインをより容易にインプリメントしていくための道が開けました。設計者の皆様は、厳しい開発スケジュールを厳守して、PPA目標を達成することが可能となりました」

 

提供開始時期ならびに関連情報

主要なArmプロセッサのQIKsは、既に提供を開始しており、https://www.synopsys.com/arm-optoより入手可能となっている。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。詳細な情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

 

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標または商標です。

その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941