ニュースリリース - 2018年3月19日

ニュースリリース - 2018年3月19日

シノプシス、IC Compiler II ならびにRedHawk Analysis Fusionにより次世代の高性能コンピューティング、モバイル、車載システム向けチップで堅牢なデザイン最適化を実現

設計フローのより早い段階で活用できるパワーインテグリティ/信頼性サインオフ・テクノロジを実現するためにシノプシスが独占提携しているANSYS社とのパートナーシップによる最初の製品

 

概要

  • 2017年6月に発表したパートナーシップで表明した予定通りに製品化

  • 電圧ドロップならびにエレクトロマイグレーションの解析/最適化により、ECOの発生数と期間を削減

  • 実質的に学習曲線が不要な使い易さを実現したシームレスな統合環境

  • ポイントツールによるパワーインテグリティ収束フローと比べて、開発期間が最大1/5に短縮

 

2018年3月19日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 –シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、ANSYS®社との協業を通じ、配置配線ツール IC Compiler™II ユーザー向けの完全なインデザイン・パワーインテグリティ・アドオン・ソリューション RedHawk™ Analysis Fusionの提供開始を発表した。これは、IC Compiler II の業界最高水準の性能/消費電力/面積最適化ソリューションと、業界標準となっているANSYS社のレール解析ソリューション RedHawkを活用した、完全なレール解析統合設計フローである。RedHawk Analysis Fusionにより、配置配線設計者は、使い慣れたIC Compiler II コックピットから、設計フローの要所要所でスタティック/ダイナミック・パワー解析ならびに早期段階でのパワーグリッド・インテグリティ・チェックを実行することができる。

 

ポイントツールで発生する多数の設計ステップを単一コマンドで実行可能にすることにより、設計生産性が最大限向上する。また、IC Compiler II 環境内でIRドロップ・マップをシームレスに可視化できるため、問題点のデバッグをより迅速に実行でき、ECOにかかる期間を短縮することができる。デザイン内に潜在する結果がANSYS RedHawkパワー解析エンジンによって生成されるため、設計者は、最終的なパワー・サインオフ解析で予期せぬ不具合に遭遇することなく真の設計収束を達成することができる。

 

シノプシス デザイングループ マーケティング&ビジネスディベロップメント担当コーポレート・バイス・プレジデント Michael Jacksonは、次のように述べている。「ANSYS社との緊密なパートナーシップならびに協業により、RedHawk Analysis Fusion を予定通り提供開始することができました。設計者の皆様には、業界標準となっているANSYS社のRedHawkレール解析テクノロジを組み込んだIC Compiler II がもたらすデザイン最適化のメリットを活用していただけます。特に、IC Compiler II による自動最適化/リペアとRedHawk の解析ならびに可視化をシームレスに実行できる統合環境が実現する設計生産性の大幅な向上には、必ずや満足されることでしょう」

 

ANSYS社 副社長兼ジェネラルマネージャー John Lee氏は、次のように語っている。「RedHawk Analysis Fusionは、業界標準となっている当社のパワーインテグリティ/信頼性解析を補完するもので、設計者の皆様はより優れた性能/消費電力/面積を達成することができます。両者のパートナーシップは、新たなるイノベーションを加速させるものであり、我々はお客様各社が体験された成果に大変満足しています」

 

2018年3月21~22日にカリフォルニア州サンタクララ・コンベンションセンターで開催されるSynopsys Users Group(SNUG®)Silicon ValleyのFusion Technology™ランチ・パネルセッションでは、講演者の中に東芝デバイス&ストレージ株式会社を招き、RedHawk Analysis Fusionを活用した体験と成果を紹介する。

 

シノプシス Fusion Technologyについて

シノプシスのFusion Technologyは、RTLからGDSII までをサポートする設計フローの概念を書き換えるブレイクスルーとなる新技術であり、業界最高水準の最適化テクノロジと業界標準となっているサインオフ・テクノロジを融合させているため、設計者は、設計フローで一貫した最高水準の結果品質を確保しつつ開発対象の次世代デザインの開発期間を短縮することができる。Fusion Technologyにより、デジタルSoCを支える業界最先端の設計ツールの基幹エンジンや、論理/物理デザインを表現するためのシノプシス独自の個別データモデルの共有が可能となり、従来型の設計フローの壁となっている論理合成、配置配線、サインオフの境界線を乗り越えることが可能となる。シノプシス・デザイン・プラットフォームを構成する配置配線ツール IC Compiler™ II、論理合成ツール Design Compiler® Graphical、スタティックタイミング・サインオフ・ツール PrimeTime®、RC 抽出サインオフ・ツール StarRC™、フィジカル検証サインオフ・ツール IC Validator、テスト圧縮ツール DFTMAX™、テストパターン自動生成ツール TetraMAX® II、テスタビリティ解析ツール SpyGlass® DFT ADV RTL、機能等価性検証ツール Formality®等の各種ツールを貫く背骨あるいは共通のDNAとなる新技術が、Fusion Technologyである。Design Fusion、ECO Fusion、Signoff Fusion、Test Fusionの4つのテクノロジにより、最も設計結果予見性の高いRTL to GDSII 設計フローを実現し、設計のやり直しを最小限に抑えて他に類を見ない高性能/低消費電力/小面積を達成することができる。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

 

ANSYS、ANSYS Workbench、AUTODYN、CFX、FLUENTならびにANSYS, Incの全てのブランド名/製品名/サービス名/機能名称、ロゴ、スローガンは、ANSYS, Incあるいは米国内外にある子会社の登録商標または商標です。

Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標または商標です。

その他のブランド名/製品名/サービス名/機能名称や商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

 

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941