ニュースリリース - 2019年1月24日

ニュースリリース - 2019年1月24日

IoT、センサーフュージョン、音声認識アプリケーション向けソフトウェア開発を短期化する新しいARC EM Software Development Platform

ハードウェア/ソフトウェア統合開発プラットフォームによりARC EMプロセッサ・ベースSoC向けソフトウェアの開発とデバッグが加速

概要

  • ハードウェアとソフトウェアのコンフィギュレーション情報とともに提供される開発プラットフォーム一式を、ダウンロード方式で提供するARC EM Software Development Platformにより、ARC EMファミリー・ベース・デザイン向けソフトウェアの開発とデバッグにかかる期間が短縮

  • USB、SDカード、Bluetooth(BT4.0)、Wi-Fi(802.11abgn)、9軸モーションセンサー・デジタル・マイクロホン入力、アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)といった良く使われるペリフェラルやインターフェイスを搭載

  • Pmod、Arduino、mikroBUSコネクタにより、ディスプレイ、温度センサー、通信インターフェイスなどの機能を簡単に追加可能

  • シノプシスのembARC Open Software Platformを通じて、ドライバ、FreeRTOS、OS、ミドルウェア、参照例などの事前検証済みオープンソース・ソフトウェアを利用可能

 

2019年1月24日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、新しいDesignWare® ARC® EM Software Development Platformを発表した。これにより、超低消費電力が要求されるIoT/センサーフュージョン/音声認識などの様々な組込みアプリケーションに用いられるARC EMプロセッサ・ベースSoC向けソフトウェアの開発とデバッグにかかる期間を短縮できる。ARC EM Software Development Platformは、一般的なぺリフェラルを搭載したFPGAベースのハードウェア・ボードとダウンロード可能な開発プラットフォーム一式で構成されている。最小のコード量で最大の性能を出せるよう最適化されたコンパイラ、デバッガ、ライブラリを提供するシノプシスのMetaWare Development Tool Kitも、ARC EM Software Development Platformをサポートしている。また、シノプシスのembARC Open Software Platformを通じて、ドライバ、各種の無償オープンソース・ソフトウェアをネット経由で利用可能となるため、ARCベース組込みシステムのソフトウェア開発をさらに加速できる。

ARC EM Software Development PlatformのFPGAベース・ハードウェア・ボード

ARC EM Software Development Platformは、全てのARC EMプロセッサ・ファミリーと、そのサブシステムに対応している。ARCプロセッサ・ベース・デザイン開発を支援するため、各種のデバッグ/トレース・インターフェイスや、IoTデバイスに搭載されることの多いモーションセンサー/フラッシュメモリー/Bluetooth/Wi-Fiなどの各種ぺリフェラルをFPGAボード上に搭載している。また、Arduino UNOバージョン3互換シールド/Digilent Pmodモジュール/mikroBUSアドオン・ボードによる機能拡張も可能である。さらに柔軟性を高めるため、External Bus Interface(EBI)をマッピングしたメモリーも利用可能であり、一般的な接続端子で接続された外付けカスタム・ボード上のぺリフェラル向けのあらゆるメモリーを制御することができる。

 

MetaWare Development Tool Kitをはじめとする各種の開発ツール/ソフトウェア環境もARC EM Software Development Platformをサポートしているため、ソフトウェア・コードの高度な最適化ならびにデバッグが可能となる。またembARC Open Software Platformを通じて、デバイス・ドライバ、FreeRTOS、IoTミドルウェア、参照例といった各種の無償オープンソース・ソフトウェアをネット経由で幅広く利用可能となるため、IoT/センサー/音声認識向けアプリケーションの開発が容易になる。embARC Open Software Platformが提供するソフトウェアには、IoTデバイスやIwIPなどのTCP/IPスタックで一般的に用いられるプロトコルや、mbedTLSなどのよく使われるセキュリティ・プロトコルなどもある。embARC Open Software Platformの最新バージョンでは、Nest Labs社が提供しているネットワーク・プロトコルであるThreadをオープンソース・ソフトウェアとして実装したOpenThreadプロトコルも提供している。

 

シノプシス IPマーケティング担当副社長 John Koeterは次のように述べている。「SoC開発プロジェクト工程の非常に大きな部分が組込みソフトウェア開発に費やされているため、ハードウェア/ソフトウェア統合開発プラットフォームを活用することにより、SoC開発スピードは大幅に向上し厳しい開発期間目標を達成することが可能となります。今回のARC EM Software Development Platformは、ARC EMプロセッサ・ベースSoCの開発期間短縮に不可欠となるあらゆるハードウェアとソフトウェアを統合した柔軟性の高い開発プラットフォームをソフトウェア開発者の皆様にご提供します」

 

提供可能時期ならびに関連情報

DesignWare ARC EM Software Development Platform は、Trenzより提供を開始している。

 

DesignWare IPについて

シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みIPのリーディング・プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるDesignWare IP群は、ロジック・ライブラリ、組込みメモリー、組込みテスト、アナログIP、有線・無線通信向けインターフェイス(業界標準プロトコル)IP、セキュリティIP、組込みプロセッサ・コアとそのサブシステムで構成されている。IPに関連するソフトウェア開発とハードウェア/ソフトウェア統合を容易にするため、シノプシスのIP Acceleratedイニシャティブは、IPプロトタイピング・キット、IP向けソフトウェアの開発キット、IPサブシステムを提供している。DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、包括的な技術サポートとともに提供されているため、設計者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。

詳細情報はhttps://www.synopsys.com/ja-jp/designware-ip.html より入手可能。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

 

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標です。

その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

 

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941