IoT、センサーフュージョン、音声認識アプリケーション向けソフトウェア開発を短期化する新しいARC EM Software Development Platform
ハードウェア/ソフトウェア統合開発プラットフォームによりARC EMプロセッサ・ベースSoC向けソフトウェアの開発とデバッグが加速
概要
ハードウェアとソフトウェアのコンフィギュレーション情報とともに提供される開発プラットフォーム一式を、ダウンロード方式で提供するARC EM Software Development Platformにより、ARC EMファミリー・ベース・デザイン向けソフトウェアの開発とデバッグにかかる期間が短縮
USB、SDカード、Bluetooth(BT4.0)、Wi-Fi(802.11abgn)、9軸モーションセンサー・デジタル・マイクロホン入力、アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)といった良く使われるペリフェラルやインターフェイスを搭載
Pmod、Arduino、mikroBUSコネクタにより、ディスプレイ、温度センサー、通信インターフェイスなどの機能を簡単に追加可能
シノプシスのembARC Open Software Platformを通じて、ドライバ、FreeRTOS、OS、ミドルウェア、参照例などの事前検証済みオープンソース・ソフトウェアを利用可能
2019年1月24日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、新しいDesignWare® ARC® EM Software Development Platformを発表した。これにより、超低消費電力が要求されるIoT/センサーフュージョン/音声認識などの様々な組込みアプリケーションに用いられるARC EMプロセッサ・ベースSoC向けソフトウェアの開発とデバッグにかかる期間を短縮できる。ARC EM Software Development Platformは、一般的なぺリフェラルを搭載したFPGAベースのハードウェア・ボードとダウンロード可能な開発プラットフォーム一式で構成されている。最小のコード量で最大の性能を出せるよう最適化されたコンパイラ、デバッガ、ライブラリを提供するシノプシスのMetaWare Development Tool Kitも、ARC EM Software Development Platformをサポートしている。また、シノプシスのembARC Open Software Platformを通じて、ドライバ、各種の無償オープンソース・ソフトウェアをネット経由で利用可能となるため、ARCベース組込みシステムのソフトウェア開発をさらに加速できる。