ニュースリリース - 2020年3月31日

ニュースリリース - 2020年3月31日

シノプシス、DesignWare MIPI IPポートフォリオを拡張 シリコン実証済みのFinFETプロセス対応C-PHY/D-PHY統合IPソリューションの提供を開始

高い性能が求められる画像処理や車載システム向けSoCで最大24Gb/秒の伝送性能を実現するDesinWare PHY IPならびにコントローラIP

 

概要

  • シノプシスのMIPI CSI-2SM IP、DSI/DSI-2SM IP、D-PHY IP、検証IPと相互動作できるDesignWare® MIPI C-PHYSM/D-PHYSM IPにより、完全なカメラ/ディスプレイIPソリューションを提供

  • ビット当たり1.3ピコジュール相当以下の電力で24Gb/秒のデータ転送性能を提供するPHY/D-PHY IPにより、高解像度イメージング・デバイスの消費電力を低減

  • 16ビット/32ビットPHY Protocol Interface(PPI)対応のDesignWare CSI-2コントローラIPならびにDSI/DSI-2コントローラIPが、C-PHY/D-PHY接続時の高い処理能力を提供

  • C-PHY/D-PHY IPとISO26262 ASIL B準拠のMIPIコントローラIPが、車載システムで必要になる高い安全性と信頼性を提供

 

2020年3月31日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 -シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、DesignWare MIPIカメラ/ディスプレイIPポートフォリオを拡張し、シリコン実証済みの各種FinFETプロセス対応DesignWare MIPI C-PHY/D-PHY IPの提供を開始したことを発表した。このC-PHY/D-PHY IPは、MIPI C-PHY v1.2ならびにD-PHY IP v2.1仕様に準拠しているため、高解像度イメージング/ディスプレイSoC向けに開発リスクを抑えたIPソリューションを提供できる。また、ADASやインフォテインメント・システムに求められる厳格な機能安全/信頼性にも合致したソリューションである。DesignWare CSI-2コントローラIPならびにDSI/DSI-2コントローラIPとの組み合わせにより、最先端の様々なイメージセンサー/ディスプレイ向けの完全なコネクティビティ・ソリューションを提供する。

Orbbec社 共同創立者兼R&D担当社長 Xiaolu Mei氏は次のように語っている。「シノプシス社のDesignWare MIPI IPは、インテリジェント・コンピューティング機能を搭載した当社の3Dカメラにとって不可欠な、低消費電力性能、小面積、リアルタイム接続機能を提供してくれます。当社では、わずか2週間でこのIPのSoC統合を完了し、シリコン一発完動を実現しました。もちろん設計目標はすべて達成しています。当社とシノプシス社との協業は今後も継続します。当社の今後のデザインにはDesignWare C-PHY/D-PHY IPも組み込んでいくことになるでしょう」

 

DesignWare C-PHY/D-PHY IPは、ローパワー・ステート・モードに対応しているだけでなく、ビット当たり1.3ピコジュール相当以下の電力で24Gb/秒のデータ転送性能を提供するため、低消費電力を実現できる。D-PHYでは1レーンあたり最大4.5Gb/秒のデータ転送レート、C-PHYではトリオで3.5Gs/秒のサンプルレートを達成できるため、4K超のディスプレイ解像度、100メガピクセルのカメラを実現することができる。またシステム・テストやデバッグの効率を高めるため、パターン・ジェネレータ、ロジック・アナライザ、全ての回路をカバーするループバック・モードなどの包括的なテスト機能もIPに組み込まれている。この高性能/低消費電力なC-PHY/D-PHY IPは、DesignWare CSI-2コントローラIPならびにDSI/DSI-2コントローラIPとの組み合わせにより、より高性能なPPI、マルチ仮想チャネル、最先端RAWデータタイプ、ディスプレイ・コマンド・セットといった最新のMIPIディスプレイ/カメラ仕様の主要な機能を提供する。

 

MIPI Allianceのチェアマン Joel Huloux氏は次のように語っている。「シノプシス社は、複数のMIPIワーキング・グループをリードしてくれているボード・メンバーであり、MIPIインターフェイスの開発と業界内での普及促進に貢献し続けてくださっています。今回の最先端FinFETプロセス対応MIPI C-PHY/D-PHY IPの提供開始は、設計者がSoCに組み込むためのMIPI IPソリューションを提供していくという同社のコミットメントが実行されている証です」

 

シノプシス IPマーケティング&ストラテジ担当上級副社長 John Koeterは次のように述べている。「当社のMIPI C-PHY/D-PHY IPにより、最先端のイメージセンサー/ディスプレイ機能を搭載したモバイル機器や車載システムで非常に高速なデータ転送能力が実現します。当社の各種MIPI IPソリューションを拡張するシリコン実証済みC-PHY/D-PHY IPをご活用いただくことにより、設計者の皆様は、開発リスクを最小限に抑えて、最新のMIPIインターフェイスをSoCに搭載していくことが可能となります」

 

提供可能時期ならびに関連情報

7nmならびに12nmプロセス向けDesignWare C-PHY/D-PHY IPは、既に提供を開始している。16nm、6nm、5nm向けについては、2020年第三4半期の提供開始を予定している。

DesignWare CSI-2、DSI/DSI-2、MIPI I3C®のコントローラIPならびにD-PHY IPは、既に提供を開始している。

 

DesignWare IPについて

シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みIPのリーディング・プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるDesignWare IP群は、ロジック・ライブラリ、組込みメモリー、組込みテスト、アナログIP、有線・無線通信向けインターフェイス(業界標準プロトコル)IP、セキュリティIP、組込みプロセッサ・コアとそのサブシステムで構成されている。IPに関連するソフトウェア開発とハードウェア/ソフトウェア統合を容易にするため、シノプシスのIP Acceleratedイニシャティブは、IPプロトタイピング・キット、IP向けソフトウェアの開発キット、IPサブシステムを提供している。DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、包括的な技術サポートとともに提供されているため、設計者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。

詳細情報は http://www.synopsys.com/designware より入手可能。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software )をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標または商標です。

その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

 

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941