ニュースリリース - 2019年11月11日

ニュースリリース - 2019年11月11日

サムスン・ファウンダリが、シノプシスが業界をリードするオートモーティブ・セーフティー向け ダイナミック・インシステム・テスト・ソリューション TestMAX XLBISTを採用

ASIL Dレベルの安全性確保に向けた機能安全ならびに製造テスト・ソリューションを確立するための幅広い協業の一環

 

概要

  • シノプシスのTestMAXTM XLBISTソリューションが、これまでの自己診断テスト・ソリューションでは対処できないシリコン上の問題を克服し、より高い故障検出率と、より短時間でのテストを実現
  • RTL to GDSⅡでのテスト実装を実現するシノプシスのTestMAXファミリーの最新ツールとなるTestMAX XLBIST

 

2019年11月11日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、サムスン・ファウンダリが、車載システムに対する厳格な機能安全(FuSa:Functional Safety)基準に対応すべく、シノプシスのTestMAX XLBISTソリューションを採用したことを発表した。TestMAX XLBISTは、車載SoC上のクリティカルな故障の有無を診断するダイナミック・インシステム・テスト・ソリューションである。自動車テクノロジの進化は留まることを知らず、車載チップでは、自動運運転や先進運転支援システム(ADAS)の実現に求められるより高度なASIL(automotive safety integrity levels)基準の達成が、以前にも増して求められている。IC Insightsリサーチ社によると、車載チップの需要は今後数年で大幅に伸び、あらゆるアプリケーション分野を凌ぐ成長率になると予測されている。シノプシスのオートモーティブSoC設計ソリューションは、FuSaメカニズムを実装するための業界で最も包括的な機能セットを提供することにより、設計者がターゲットにしているASIL基準の達成を支援している。

 

TestMAX XLBISTソリューションの採用により、サムスン社では、エンジン始動/運転/エンジンを切るといった自動車使用中のプロセスでダイナミック・インシステム・テストを定期的に実行するための機構を効率的に実装することが可能となった。TestMAX XLBISTは、デジタル回路の予測不能な挙動に対して、高い故障検出率を実現する業界初の自己診断テスト・ソリューションであり、設計者は、テスト機構の実装にかかる期間を最小限に抑えることが可能となる。シノプシスのTestMAXファミリーならびにTestMAX XLBISTは、サムスン社のRTL to GDSⅡオートモーティブ・リファレンス設計フローの中の重要な位置を占めている。

 

サムスン・セミコンダクター・インディア・リサーチ(SSIR)社 コーポレート・バイスプレジデント S. Balajee氏は、次のように語っている。「サムスン・ファウンダリのゴールは、非常に要求の厳しい車載向けチップを開発するお客様各社が必要としているクリエイティブな開発ソリューションをご提供することです。TestMAX XLBISTは、当社の世界レベルのオートモーティブ・リファレンス設計フローの開発に向けたシノプシス社とのコラボレーションの中でも重要な役割を果たしており、デザインへの影響を最小限に抑えつつ高いテストカバレッジと短いテスト時間でお客様の機能安全目標の達成を可能にします」

 

TestMAX XLBISTは、最小限のテスト時間で極めて高いレベルのインシステム・テスト・カバレッジを達成可能にするソリューションである。これにより、複数回に及ぶデザイン修正や、シリコン面積の増加、開発スケジュールの長期化といった、既存のインシステム・テスト手法で直面してきた問題を回避することができる。TestMAX XLBISTとTestMAX Accessを併用することにより、組込みコントローラ経由でのローレイテンシの電源オン自己診断テスト(POST:power-on self-test)ならびに一般的なCPUインターフェイス経由でのインシステム・テストを実現できる。またTestMAX XLBISTは、テストの問題を早期に特定するRTLテスト性解析機能や、故障検出率を高めるフィジカル考慮のテストポイント挿入機能、システムレベルの消費電力目標達成を可能にするパワー考慮のテストパターン生成機能などを提供する各種TestMAXファミリー・ツールと組み合わせることで、より強力なソリューションを提供できる。TestMAXファミリーは、シノプシスのFusionプラットフォームに完全に統合されたソリューションとなっており、RTL段階からGDSⅡまでを網羅したテスト容易化設計フローと、業界で最も多岐にわたる包括的なテスト機能を提供している。

 

シノプシス デザイン・グループ テスト自動化担当副社長 Amit Sanghaniは次のように述べている。「車載チップや、その他のミッション・クリティカルなシステム向けチップの品質と信頼性の向上に取り組むお客様を支援するために、当社が実現したテスト・イノベーションの一角をなすのがTestMAX XLBISTソリューションです。サムスン様のような先進のお客様各社との緊密な協業を通じて、当社は、業界をリードする設計ソリューションの開発を加速しており、それによりお客様各社の設計品質向上、開発期間短縮、機能安全確保を支援しています」

 

シノプシスのTestMAXファミリーの詳細は、https://www.synopsys.com/ja-jp/implementation-and-signoff/test-automation.htmlより入手可能。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software™)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。詳細な情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標または商標です。

その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941