ニュースリリース - 2019年5月30日

ニュースリリース - 2019年5月30日

シノプシス、Verification Continuum Platformのエンハンスメントにより業界内のリーダーシップを強化

各種検証ツールのネイティブ統合により、検証パフォーマンスを最大5倍高速化

 

概要

  • VCS®とのユニファイド・コンパイルで実現するVerdi®のSmart Loadingテクノロジにより、デザイン・データの読み込みとトレースが5倍高速化

  • VC Verification IP(VC VIP)のユニファイド制約ソルバー・テクノロジにより、VCSのシミュレーション・スピードが2倍向上

  • VC Formal®のTestbench Analyzer(FTA)アプリケーションとCertitude®のネイティブ統合により、テストベンチとアサーションの品質評価が10倍高速化

  • 新しいVC Accelerated Verification IPとネイティブ統合されたVCS/ZeBu®の併用により、シミュレーション・スピードが10~100倍向上

 

2019年5月30日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 –シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、各種検証ツールのネイティブ統合により検証パフォーマンスを最大5倍高速化するVerification ContinuumTM Platformエンハンスメントを発表した。Verification Continuumは、仮想プロトタイピング・ソリューション VirtualizerTM、スタティック検証ソリューション SpyGlass®ならびにVC Formal、シミュレータ VCS、エミュレータ ZeBu、FPGAベース・プロトタイピング・ソリューション HAPS®、デバッグ・ソリューション Verdi、検証用IPのVC VIPなどからなる、業界最速を誇るシノプシスの各種検証エンジンを基に構築されている。SoCの複雑化、SoC上で稼働するソフトウェアの規模拡大、開発期間短縮の要請などを背景に、非常に高効率な検証プラットフォームの必要性が高まっている。今回Verification Continuumに新たに加えられたネイティブ統合により、前述の全ての検証エンジン間でパフォーマンスが向上し、複雑なSoCの市場投入までにかかる期間を短縮できる。

 

Innovium社 エンジニアリング担当副社長 Avinash Mani氏は、次のように語っている。「当社の革新的な量産向けデータセンターEthernetスイッチSoCのTERALYNXTMは、2~12.8テラビット/秒の高速伝送機能を提供しています。当社の厳しい開発目標を達成するため、VCSとEthernet のVC VIPならびにソースコード・テストスイートが提供してくれる業界屈指の高い検証パフォーマンスを最大限活用し、当社が業界をリードするスイッチング製品のテープアウト・スケジュール短縮を達成しています」

 

Iluvatar社 副社長 Bin Liang氏は、次のように語っている。「競争力の高い高性能なAIソリューション製品を開発するためには、検証フローを改善し開発期間を短縮できる包括的なソリューションが必要です。シノプシス社のVC Formalのコントロールならびにデータパス・アプリケーションと、VCSのネイティブ・コンパイルならびにVerdiのユニファイド・デバッグの組み合わせにより、デッドコードを数分で特定し、複雑な128 x 128 MACの検証を1日で完了できます」

 

新しいネイティブ統合

  • シミュレーションとデバッグ

    Verdiの新バージョンは、VCSとのユニファイド・コンパイルで実現するSmart Loadingテクノロジを提供しており、これによりデザイン・データの読み込み時間が5倍高速化する。また、ネイティブ・マルチスレッド・ダンピングのエンハンスメントにより処理時間を50%削減でき、新しいダイナミック波形エイリアシング・テクノロジにより(シミュレーション波形データを格納する)FSDBファイル・サイズを1/3に削減できる。

  • スタティック検証とシミュレーションとデバッグ

    SpyGlassとVCSのネイティブ・コンパイルにより、DesignWare® IPや暗号化されたIPのシームレスな可読性が実現し、これまでのようなブラックボックスIPよりも使い勝手が格段に向上する。またVerdiのユニファイド・デバッグ・インターフェイスとSpyGlassの統合により、検証フローを通じて一貫したデバッグを実行できる。

  • フォーマル検証と検証品質確認

    VC Formalの新バージョンでは、検証エンジンの最適化と調整によりパフォーマンスが2倍向上している。VC FTAアプリケーションと検証品質確認システム Certitudeのネイティブ統合により、テストベンチとアサーションの品質評価が10倍高速化する。シングル・コンパイルならびにインテリジェント・フォルト・インジェクション、フォーマル・プロパティ検証のスケジューリングも同時に実行できる。

  • シミュレーションとVIP

    VCSとVC VIPのネイティブ統合により、シミュレーション・スピードが2倍向上する。ネイティブUVMテクノロジとシノプシスが業界をリードする制約ソルバー・テクノロジを活用したVCSとVC VIPの連携により実現している。

  • Accelerated VIPとエミュレーションとシミュレーション

    デザイン/テストベンチのユニファイド・コンパイルならびにシグナル・レベルとトランザクション・レベルをシームレスにサポートするローレイテンシ・インターフェイスと、ネイティブ統合されたVCS/ZeBuならびにAccelerated VIPの連携により、シミュレーション単独の場合と比べてシミュレーション・スピードが10~100倍向上する。

 

シノプシス ベリフィケーション・グループ エンジニアリング担当上級副社長 Ajay Singhは、次のように述べている。「当社が業界をリードするハードウェア・ベースならびにソフトウェア・ベースの検証ツールを基に構築したVerification Continuum Platformに新たに各種のネイティブ統合を施したことにより、検証期間のさらなる短縮が可能となりました。当社はVerification Continuum Platformのリリース以降も大規模なR&D投資を継続しています。最先端SoCの市場投入までにかかる期間を数か月単位で短縮可能にするという当社のコミットメントを実行しているのです」

 

提供可能時期ならびに関連情報

Verification Continuum Platformのエンハンスメントは、2019年6月中に完了予定である。

Verification Continuum Platformについての詳細情報は下記より入手可能。

https://www.synopsys.com/ja-jp/verification.html

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

 

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<お問い合わせ先>

 

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941