ISO 26262準拠の車載SoC開発にかかる期間を短縮する完全な機能安全テスト・ソリューションを提供
ADASアプリケーションの機能安全適合性認定プロセスを短期化するエンベデッド・テスト&リペア向けのASIL D適合認証済みDesignWare IP
概要
DesignWare® STAR Memory System®、DesignWare STAR Hierarchical System、DFTMAX™ LogicBIST ソフトウェア・クオリフィケーション・キット、ARC HSプロセッサからなるバリデーション済みソリューションが、最も高い車載システム・テスト・カバレッジを実現。
DesignWare ARC® HSプロセッサが、インテリジェントなミッションモード定期テストをオンチップで管理。
エンベデッド・メモリー、ロジック・ブロック、アナログ・ミックドシグナルIPのテスト機能により、セーフティ・クリティカル・アプリケーションに対する高いデフェクト・カバレッジを実現。
- あらゆる車載SoCで必須となる完全なライフサイクル・テスト(設計、製造、プロダクション・テストからフィールド・テストまで)を可能にするソリューション。
2017年10月30日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、車載SoCの最も厳しい機能安全基準への準拠を支援するバリデーション済みのビルトイン・セルフテスト(BIST)&リペアIPソリューションを発表した。ASIL D適合認証済みのDesignWare STAR Memory System、STAR Hierarchical System、DFTMAX LogicBIST ソフトウェア・クオリフィケーション・キット、ARC HSプロセッサからなる完全なソリューションにより、メモリーならびにロジック・ブロックのテスト&リペア、アナログ・ミックドシグナルIPのテスト統合ならびにバリデーションの自動化が可能となる。シノプシスが提供するこの機能安全テスト・ソリューションは事前検証済みであり、これにより設計者は、開発中の車載SoCデザインで、高いテスト・カバレッジを実現し、百万個あたりの不良チップ数(DPPM:Defective Parts per Million)を抑制し、必要な各種ASIL基準を達成することが可能となる。
Bosch社 DFTアーキテクト Christophe Eychenne氏は次のように語っている。「厳格な安全基準をクリアしなければならない車載SoCは、ランタイム・スケジュールを制御し、スイッチング動作を管理し、ロジックならびにメモリーに対するBISTをモニタリングできるものでなくてはなりません。シノプシス社のASIL D適合認証済み機能安全テスト・ソリューションは、ロジック/メモリー故障の高精度な検知、セルフテスト能力の向上、ADAS SoCのミッションモード・テストといった当社の要求事項を完全にサポートしてくれます」