ニュースリリース - 2017年11月1日

ISO 26262準拠の車載SoC開発にかかる期間を短縮する完全な機能安全テスト・ソリューションを提供

ADASアプリケーションの機能安全適合性認定プロセスを短期化するエンベデッド・テスト&リペア向けのASIL D適合認証済みDesignWare IP 


概要

  • DesignWare® STAR Memory System®、DesignWare STAR Hierarchical System、DFTMAX™ LogicBIST ソフトウェア・クオリフィケーション・キット、ARC HSプロセッサからなるバリデーション済みソリューションが、最も高い車載システム・テスト・カバレッジを実現。

  • DesignWare ARC® HSプロセッサが、インテリジェントなミッションモード定期テストをオンチップで管理。

  • エンベデッド・メモリー、ロジック・ブロック、アナログ・ミックドシグナルIPのテスト機能により、セーフティ・クリティカル・アプリケーションに対する高いデフェクト・カバレッジを実現。 

  • あらゆる車載SoCで必須となる完全なライフサイクル・テスト(設計、製造、プロダクション・テストからフィールド・テストまで)を可能にするソリューション。
     

2017年10月30日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、車載SoCの最も厳しい機能安全基準への準拠を支援するバリデーション済みのビルトイン・セルフテスト(BIST)&リペアIPソリューションを発表した。ASIL D適合認証済みのDesignWare STAR Memory SystemSTAR Hierarchical SystemDFTMAX LogicBIST ソフトウェア・クオリフィケーション・キット、ARC HSプロセッサからなる完全なソリューションにより、メモリーならびにロジック・ブロックのテスト&リペア、アナログ・ミックドシグナルIPのテスト統合ならびにバリデーションの自動化が可能となる。シノプシスが提供するこの機能安全テスト・ソリューションは事前検証済みであり、これにより設計者は、開発中の車載SoCデザインで、高いテスト・カバレッジを実現し、百万個あたりの不良チップ数(DPPM:Defective Parts per Million)を抑制し、必要な各種ASIL基準を達成することが可能となる。

 

Bosch社 DFTアーキテクト Christophe Eychenne氏は次のように語っている。「厳格な安全基準をクリアしなければならない車載SoCは、ランタイム・スケジュールを制御し、スイッチング動作を管理し、ロジックならびにメモリーに対するBISTをモニタリングできるものでなくてはなりません。シノプシス社のASIL D適合認証済み機能安全テスト・ソリューションは、ロジック/メモリー故障の高精度な検知、セルフテスト能力の向上、ADAS SoCのミッションモード・テストといった当社の要求事項を完全にサポートしてくれます」 

 

シノプシスの機能安全テスト・ソリューション

シノプシスの機能安全テスト・ソリューションは、業界標準のIEEE1500/1687規格に基づく技術基盤を活用して、テスト統合リスクを抑制し、SoCテスト時間、フロアプランニングの問題、システム制約のバランスを実現する複数のコンフィギュレーションを提供する。また、オンチップあるいはCPU/GPU上のメモリー、ロジック・ブロック、アナログ・ミックドシグナルIPに対する完全なテスト&リペア機能を提供する。

 

  • DesignWare STAR Memory Systemは、メモリーBIST&リペア機能や、早期シリコン・デバッグならびにFinFET特有のトランジスタ特性向けに最適化を施したアルゴリズムによるインフィールド診断機能を提供する。最先端の誤り訂正符号(ECC)回路により、シングルビットあるいはマルチビット・アップセットを検出/修正してシステム動作中の信頼性を向上させる。

  • DFTMAX LogicBISTソフトウェア・クオリフィケーション・キットは、デジタル回路のインシステム・セルフテストを実現する論理合成ベース・ソリューションであり、これにより、品質、コスト目標、機能安全要件を迅速に収束させることが可能となる。

  • DesignWare STAR Hierarchical Systemは、IPブロック統合時の階層テストによって高いテスト・カバレッジを実現し、IPパターンの再利用を可能にする。ダイナミック・スケジューリングによるテスト統合ならびにバリデーションの自動化機能により、ポスト・シリコンの段階でも最適なテスト時間と電力消費を実現できる。また、オンチップでのMeasurement Unit機能によりプロセスばらつきと経年劣化も検出できる。

  • DesignWare ARC HSプロセッサは、オンチップ・セーフティ・マネージャーとして機能して、必要なテストの選択と起動を実行する。HSプロセッサと各種テスト・ソリューション・コンポーネントのインターフェイスには正しいBIST始動とスケジューリングを実行できるよう最適化ならびにバリデーションが施されており、システム・ソフトウェアによって完全に制御可能となっている。

 

シノプシス IPマーケティング担当副社長 John Koeterは、次のように述べている。「コネクティッド・カーでは、ますます多種多様な自立タスクが実行されるようになるため、その安全性、耐久性、信頼性を保証すべくテスト・ソリューションも更なる進化を遂げていかねばなりません。シノプシスの包括的な機能安全テスト・ソリューションは、カバレッジの高い各種テスト機能を統合していくための迅速かつ効率的な手法を設計者の皆様にご提供します。これにより、最も厳格なISO 26262基準の達成と車載SoCの開発期間短縮が可能となるのです」

 

提供可能時期ならびに関連情報

STAR Memory System、STAR Hierarchical System、DFTMAX LogicBIST、ARC HSプロセッサは、既に提供を開始している。

 

DesignWare IPについて

シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みIPのリーディング・プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるDesignWare IP群は、ロジック・ライブラリ、組込みメモリー、組込みテスト、アナログIP、有線・無線通信向けインターフェイス(業界標準プロトコル)IP、セキュリティIP、組込みプロセッサ・コアとそのサブシステムで構成されている。IPに関連するソフトウェア開発とハードウェア/ソフトウェア統合を容易にするため、シノプシスのIP Acceleratedイニシャティブは、IPプロトタイピング・キット、IP向けソフトウェアの開発キット、IPサブシステムを提供している。DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、包括的な技術サポートとともに提供されているため、設計者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。

詳細情報はhttps://www.synopsys.com/designwareより入手可能。

 

シノプシスについて

Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。

詳細情報は、https://www.synopsys.com/ja-jpより入手可能。

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標または商標です。

その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

 

<お問い合わせ先>

 

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充

TEL: 03-6746-3940                  FAX: 03-6746-3941