ニュースリリース - 2017年5月8日

InfoSec Globalとシノプシス、完全なハードウェア/ソフトウェアRoot of Trustソリューションの提供で協業

InfoSec Global のAgile Cryptography と、シノプシスのtRoot Hardware Secure Module の組み合わせによりインダストリアルIoT のセキュリティを強化

2017年5月3日 カリフォルニア州サンフランシスコならびにマウンテンビュー発 – InfoSec Global(ISG)とシノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、InfoSec GlobalのAgile Cryptography とシノプシスのDesignWare® tRootTM Hardware Secure Module を組み合わせた、包括的な組込みRoot of Trust ソリューションを提供するための協業を発表した。このソリューションにより、開発者は、プログラマブル・ロジック・コントローラ、設定値制御およびデータ収集システム(SCADA:Supervisory Control and Data Acquisition)、分散制御システム(DCS:Distributive Control Systems)といった高度なセキュリティが必要とされるインダストリアルIoT アプリケーション向けにSoC をカスタマイズして差別化するために必要なプログラミング・インターフェイスを活用できるようになる。

InfoSec Global チーフ・マーケティング・オフィサー Claire Trimble は次のように述べている。「シノプシス社との協業を通じ、我々は、半導体業界や行政機関が必要とする暗号化プラットフォームを、セキュリティ脅威の変化に応じて必要となるデータ保護レベルでご提供します。我々は、インダストリアル・エコシステムのあらゆる段階に応じたセキュアなハードウェア構築のためのRoot of Trust ソリューションを提供し、攻撃目標になり易いIoT 環境のセキュリティ向上を支援します」

インダストリアルIoT システムのサプライチェーンでは、特定の暗号化スキームを用いてシステム統合しなければならない各種セキュリティIP コンポーネントからなるプラットフォームを使用して、セキュアな実行環境(TEE:Trusted Execution Environments)を構築している。このやり方では、セキュリティ上の脅威の深刻化に応じてシステムのセキュリティ・レベルをアップグレードしていくという点で限界がある。InfoSec Global とシノプシスのジョイント・ソリューションでは、Root of Trust を確保した完全なハードウェア・セキュア・モジュールとフレキシブルな暗号化スキームを用いてTEE構築が可能となり、将来発生しうるセキュリティ上の脅威や脆弱性に対しても、フィールドでデバイス防御を施すことができる。

InfoSec Global のAgile Cryptography プラットフォームにより、チップセットに組み込まれた標準規格ベースあるいはカスタムの暗号化スキームを、フィールドでリアルタイムにアップデートできる。InfoSec Globalの暗号化技術とシノプシスのtRoot Hardware Secure Module with Root of Trust の組み合わせにより、開発者は、コネクティッド・デバイスの遠隔管理やサービス適用を実施するためのセキュアな手段を確保することができる。この最先端のハードウェア / ソフトウェア・ソリューションにより、デバイスとデバイス上のデータを、ブート時、実行時、他のデバイスやクラウドとの通信時に保護できるため、高度化するセキュリティ上の脅威に対処することができる。Root of Trust は、既知の最良のセキュア・エリアを確保してTEE を構築するため、あらゆるレイヤで確かな認証、セキュリティ上重要な処理の暗号化、暗号キーの保護、デバイス解析を実行できる。この統合ソリューションの活用により、エコシステム全体で暗号化のイン・フィールド・アップデートを機動的に行うことが可能となる。

シノプシス IP マーケティング担当副社長 John Koeter は次のように述べている。「IoT デバイスに内在するセキュリティ脆弱性は拡大しており、ハードウェアへのRoot of Trust の実装の必要性は高まっています。InfoSec Global 社との協業を通じて、セキュアなRoot of Trust ハードウェア・モジュール上でのアジャイル暗号化機能が実現し、デバイスのイン・フィールド・アップデートを最小限の労力で迅速に実行可能となりました」

InfoSec Global Inc.について
InfoSec Global Inc.は、持続可能なデータ保護手段をデジタル世界に提供している。ISG のAgile Crypto Platform は、セキュリティ・クリティカルなシステムの暗号化を遠隔管理するリアルタイムなサービスで、標準規格ベース暗号化、カスタム暗号化、あるいは複数のスキームを組み合わせた暗号化ソリューションの相互運用を可能にする。ISG の製品ラインには、Crypto ならびにMulti-Crypto、Network Protection、Cyber Assurance がある。ISG の組織は、著名なセキュリティ専門家、世界有数の暗号化技術者、インターネット・セキュリティ・ファンドの投資家、サイバーセキュリティの最前線で活躍するグローバル・リーダーで構成されており、グローバルな事業展開や高度に複雑化した規制環境に対応したセキュリティ・ソリューションで顧客企業を支援している。カナダ、スイス、アメリカに拠点を置き、信頼性や適合性確保の要請に応え、成果を提供する態勢を整えている。
詳細情報はwww.infosecglobal.com より入手可能。

シノプシスについて
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発する先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・ソリューションの分野でも業界をリードしており、世界第15 位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。詳細な情報は、 http://www.synopsys.com/japan より入手可能。

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標です。 
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<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充 
TEL: 03-6746-3940  FAX: 03-6746-3941