ニュースリリース - 2015年3月24日

シノプシスのデバッグ技術イノベーションが継続 Verdi 環境で使用するVC Apps が200 種を超す


2015年3月17日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 – 
シノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、Verdi VC Apps ToolBox やVC Apps Exchange ウェブサイト経由で入手できるデバッグ/解析アプリケーション・ソフトウェアが200 を超えたことを発表した。継続的な検証技術革新を牽引し、SoC 設計者が直面するデバッグの課題を克服するためのカスタム・アプリケーション開発の流れが加速していることを象徴している。VC Apps は、シノプシスが提供しているオープンで拡張性の高いデバッグ・プラットフォーム Verdi 上で、デザインそのものや、検証環境、検証データに直接アクセスできる。Verdi は、業界の主要なシミュレーション/エミュレーション/スタティック・フォーマル検証フローで幅広く活用されているデバッグ・ソリューションである。顧客企業やサードパーティEDA ベンダ各社の緊密な協力を得て、VC Apps が提供する検証機能は、ローパワー・デザイン解析やデバッグ連携強化などの分野にまで広がっている。

Kalray 社 ハードウェア検証マネージャ Jehan-Philippe Barbiero 氏は、次のように語っている。「advanced supercomputing on a chipTM テクノロジの開発を進めるファブレス半導体企業である当社にとって、メニーコア・プロセッサ・アーキテクチャに付き物の複雑な設計/検証工程に対処できるツールは不可欠な存在です。そこで当社では、VC Apps をコモン・プラットフォームとして活用して、各種のメソドロジや、Smart Dumping Control App やAuto Waveform Manipulation App といったアプリケーションを開発し、検証/デバッグ・フローの自動化を進めてきました。これらのアプリケーションによって、波形生成効率の向上といった顕著な成果をあげていますし、社内の開発部門間でのIP やコアのノウハウ共有にも大いに役立っています」

Real Intent 社 マーケティング担当副社長 Graham Bell 氏は、次のように語っている。「当社が提供しているSoC 検証ならびにRTL サインオフ・ツールのAscent とMeridian は、設計チームが直面しているクロス・ドメイン・クロッシングなどの複雑な問題に効率的に対処できます。これらのツール群が、VC Apps を通じてVerdi プラットフォームとネイティブ統合されることにより、当社の提供するデバッグ環境内でのデザイン上の問題点の特定が容易になり、根本原因の解消を短期間で行えるようになります」

デザインの複雑化に伴い、検証期間/労力の50%がデバッグ作業に費やされるようになっており、設計現場では検証環境の継続態な改革とカスタマイズが不可欠となっている。デバッグ効率を最大限引き上げるために、VC Apps は、設計者が直面する固有の設計/検証課題を克服するためのカスタム・アプリケーションの開発を可能にするツールを提供している。シノプシスとユーザー各社ならびにパートナー各社とのグローバルな協業により、活用できるVC Apps の数は増加の一途をたどっている。現在は、200 を越すアプリケーションが利用可能となっており、設計者は、デザイン検討、デザイン・ルール適合性のバリデーション、デバッグ自動化、デバッグ波形の検討、消費電力の見積もり/検討、テクノロジ統合、デザイン修正といった多くの課題に対処するために、これらのアプリケーションを活用できる。こうしたカスタマイズ環境と作業自動化環境により、設計者の生産性は向上し、それぞれが直面している固有の検証課題の解決が可能となる。

シノプシス ベリフィケーション・グループ R&D担当副社長 Yu-Chin Hsu は、次のように述べている。「複雑化するSoC の開発において避けて通ることのできない検証課題を乗り越えるには、必要なカスタマイズが施されたデバッグ環境が不可欠です。業界のリーディング・カンパニー各社との共同作業の中で、当社は、フレームワークの構築や、SoC 開発企業がVerdi の提供しているオープンで拡張性の高いプラットフォームを有効活用するのを支援するために、莫大な投資を続けてまいりました。VC Apps をご活用いただくことにより、設計者の皆様は、とどまることを知らない設計/検証環境ニーズに対応するためのカスタム・アプリケーションを作成することができます」

SoC のデバッグと検証の効率化をテーマにしたVC Apps Developers Forum が、2015年3月24日10:30am~12:00pm(米国時間)にSNUG Silicon Valley 2015 にて開催される。このフォーラムには、世界中からSoC 設計者が参集し、検証/デバッグ効率を飛躍的に高めるためにVC Apps をいかにして作成し利用すれば良いかについて、シノプシスや業界のエキスパートから学ぶ場となる。

提供可能時期
VC Apps は、VC Apps Exchange と一般提供中のVerdi のVC Apps ToolBox を通じて利用可能である。これらは、Verification Compiler の構成テクノロジの一部としても提供されている。

VC Apps について
VC Apps - 旧称:Verdi Interoperable Apps (VIA) – は、SoC 設計者やEDA ベンダがVerdi のデータベースや解析エンジンからの情報にアクセスできるようにするためのプログラミング・インターフェイスである。これにより、Verdi デバッグ環境下での技術開発、シームレスな技術統合、カスタマイズが可能になる。VC Apps Exchange では、トレーニング資料、リファレンス・マニュアル、アプリケーション例などの様々な技術データを提供している。  詳細な情報は、www.vc-apps.org より入手可能。紹介ウェビナー も開催している。 またアプリケーション開発者は、VC Apps Access Program を通じてVerdi 製品へのアクセス権を取得でき、設計・検証フローのインターオペラビリティ確保に必要な情報を入手できる。このプログラムについての詳細な情報は、www.synopsys.com/vc-apps より入手可能。

シノプシスについて
Synopsys, Inc.(Nasdaq上場コード:SNPS)は、我々が日々使用しているエレクトロニクス機器やソフトウェア製品を開発している先進企業のパートナーとして、半導体設計からソフトウェア開発に至る領域(Silicon to Software)をカバーするソリューションを提供している。電子設計自動化(EDA)ソリューションならびに半導体設計資産(IP)のグローバル・リーディング・カンパニーとして長年にわたる実績を持ち、ソフトウェア品質/セキュリティ・テストの分野でもCoverityソリューションで業界をリードしており、世界第15位のソフトウェア・カンパニーとなっている。シノプシスは、最先端の半導体を開発しているSoC(system-on-chip)設計者、最高レベルの品質とセキュリティが要求されるアプリケーション・ソフトウェアの開発者に、高品質で信頼性の高い革新的製品の開発に欠かせないソリューションを提供している。詳細な情報は、 http://www.synopsys.com/japan より入手可能。

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標です。 
その他の商標や登録商標は、それぞれの所有者の知的財産です。

<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充 
TEL: 03-6746-3940  FAX: 03-6746-3941