ニュースリリース - 2013年10月2日

シノプシス、TSMCから “Interface IP Partner of the Year”を4年連続で受賞

技術力の先進性、豊富なテープアウト実績、優れた顧客サポート力が高く評価される

概要

  • 評価基準は、顧客企業の声、TSMC-9000基準への準拠性、豊富なテープアウト実績、高い技術サポート力
  • USB、PCI Express®、DDR、MIPI®、HDMI、Ethernet、SATAなどで構成されるシノプシスの幅広く高品質なDesignWare Interface IPソリューション
  • 16nmに向けた開発計画と、180nmから20nm に至るTSMC社の低消費電力/高性能なプロセス・テクノロジを広範囲にサポートし、実チップ実績をもつIP群
  • High-Kメタル・ゲートとポリSiONテクノロジのプロセス、電圧・温度(PVT)バリエーションのキャラクタライズで、デザインの堅牢性を確保したDesignWare IP群


2013年10月1日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - 
半導体やエレクトロニクス・システムのイノベーションを加速させる開発用ソフトウェア、IP、技術サービスの世界的リーダーであるシノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、今年で4年連続となるTSMC社 “Interface IP Partner of the Year”の受賞を発表した。TSMC社は、2010年に本アワードを創設以来、毎年シノプシスに受賞の栄誉を贈り続けている。受賞理由は、顧客企業の声、TSMC社のIP品質包括評価基準であるTSMC-9000への準拠性、豊富なテープアウト実績、高い技術サポート力である。シノプシスのDesignWare Interface IPは、USB、PCI Express、DDR、MIPI、HDMI、Ethernet、SATAなど業界で幅広く使用されているインターフェイスのIPを取り揃えており、16nmに向けた開発計画と、180nmから20nm に至る様々なプロセス・テクノロジをサポートしている。

TSMC社 デザイン・インフラストラクチャ・マーケティング部門のシニア・ディレクター Suk Lee氏は次のように語っている。「当社は、シノプシス社がTSMC-9000に準拠した高品質なIPを両社共通のお客様に提供するというコミットメントを長年にわたり実践してこられた点、そして同社の強力な顧客サポート力を高く評価し、本賞の授賞を決定しました。今回のアワード授与は、お客様各社が差別化が施された製品を開発し、TSMCのプロセス・テクノロジを用いて短期間で市場投入するのに大きく貢献したシリコン実証済みIPを提供し続けてこられた実績を評するものであります」

シノプシス IP&システム マーケティング担当副社長 John Koeterは、次のように述べている。「当社とTSMC社は、TSMCプロセス・テクノロジをサポートした高性能かつ実証済みのIPを幅広く提供していくという目標を共有しています。そして、当社のコミットメントに対する実績が4年連続で認められるという栄誉をいただくことができました。当社は、顧客から信頼されるIPプロバイダとしての地位を20年以上にわたって守り続け、TSMC社のプロセスに対応したDesignWare IPを数百品種にわたってご提供してまいりました。これは、IP統合のリスクを抑えつつ量産立ち上げまでにかかる期間を短縮できる実証済みIPソリューションを幅広く設計者の皆様にご提供し続けてきた歴史です」

DesignWare IPについて
シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みIPのリーディング・プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるDesignWare IP群は、デジタル・コントローラIP/PHY/検証用IPからなる完全なインターフェイス(業界標準プロトコル)IP、アナログIP、組込みメモリー、ロジック・ライブラリ、プロセッサ・コアとそのサブシステムで構成されている。IPに関連するソフトウェア開発とハードウェア/ソフトウェア統合を容易にするため、シノプシスは、これらのIPのドライバ・ソフトウェア、トランザクション・レベル・モデルそしてバーチャル・プラットフォームも提供している。また、FPGAベースのハードウェア・プロトタイピング・ソリューション HAPSを使用すれば、開発中のIPとそれを組み込むSoCがシステム全体の仕様に適合しているかどうかのバリデーションを実行できる。さらにバーチャル・プロトタイプ作成ツール Virtualizerを使用することにより、これらのIPあるいはSoC全体に必要となるソフトウェアの開発を、 ハードウェア完成後に行う従来手法に比べてはるかに早い段階で開始できる。DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、IPプロトタイプおよびソフトウェア開発環境や、包括的な技術サポートとともに提供されているため、設計者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。詳細情報はhttp://www.synopsys.com/designwareより入手可能。

シノプシスについて
Synopsys, Inc. (Nasdaq上場コード:SNPS) は、グローバル・エレクトロニクス・マーケットでテクノロジ・イノベーションを展開している。そのソフトウェア製品、IP、技術サービスは、エンジニアが直面する設計/検証/システム開発/製造の課題の解決を支援しており、シノプシスは電子設計自動化 (EDA) ならびに設計資産 (IP) のリーディング・カンパニーとなっている。1986年の創業以来、世界中のエンジニアがシノプシスのテクノロジを使用して、何十億もの半導体やシステム機器を設計開発している。詳細な情報は、http://www.synopsys.co.jpより入手可能。

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Synopsysは、Synopsys, Inc.の登録商標です。 
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<お問い合わせ先>

日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充 
TEL: 03-6746-3940  FAX: 03-6746-3941