ニュースリリース - 2012年2月14日

シノプシス、ファウンドリ各社の28nmプロセスに対応した業界初のHDMI 1.4 PHY IPの提供を開始

シリコン動作実証済みのDesignWare HDMI IPにより、
最先端モバイル・マルチメディア/デジタル家電製品向けチップに求められる性能と低消費電力の達成が可能に


2012年2月13日 カリフォルニア州マウンテンビュー発
 - 半導体設計・製造ツールならびにIPの世界的リーダーであるシノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、複数の先進ファウンドリの最先端28nmプロセスに対応したDesignWare HDMI(High-Definition Multimedia Interface) 1.4 PHY IPの提供を開始したと発表した。ハイエンドのモバイル・マルチメディア/デジタル家電製品向けのシステムオンチップ(SoC)は、最小限の消費電力で最大限の性能を実現するため28nmプロセスでの設計に移行しつつある。DesignWare HDMI 1.4 PHY IPは、28nmプロセスで低消費電力、省面積、高性能なHDMI機能を実現できるよう設計されているため、設計者は、開発リスクと労力を削減しつつ短期間でチップ上にHDMIインターフェイスを組み込めるようになる。

AMIMON社の創立者の一人でありCTOのDr. Zvi Reznicは次のように語っている。「当社は、コンシューマ・エレクトロニクス機器向けの高解像度ワイヤレス・ビデオ・チップのパイオニアであり、WHDIコンソーシアム (www.whdi.org)の創設者でもあります。当社にとって、シノプシス社のような信頼できるIPサプライヤは、次世代SoC開発に伴うリスクを低減する上で必要不可欠な存在です。同社のDesignWare HDMI IPソリューションは多くの実績持っているだけでなく、HDMIイーサネット・オーディオ・リターン・チャネルや3Dフォーマットといった最新機能を省面積、低消費電力といったメリットとともに提供してくれる強力なソリューションです。この高品質なDesignWare HDMI IPのおかげで、HDMI機能をチップ上に統合する際の開発リスクを抑え、実チップ上での正常動作を確信しつつ開発を進められます」

DesignWare HDMI 1.4 IPソリューションは、HDMI TX(トランスミッタ)ならびにHDMI RX(レシーバ)デジタル・コントローラIPと高速PHY IPをともに提供する包括的なソリューションで、完全なテストを経た上で出荷されている。このTX/RXコントローラIPはコンフィギュレーション可能なため、設計者は、自身の設計目標として課せられている面積、消費電力、動作性能に合わせてIPを最適化して実装できる。ミックスドシグナルPHYは、HDMIカテゴリ2仕様に準拠した20フィート・ケーブルをサポートしており、非常に優れたデジタル/アナログ信号変換機能を提供するハードマクロである。急速に進化を遂げつつある3Dテクノロジに絶えず対応し、デジタル・シネマ・システムと同等のオーディオ・ビデオ品質を確保するため、シノプシスのHDMI IPは、全ての3Dテクノロジと4Kレゾリューション・ モードをサポートし、3.4Gbpsの帯域を提供している。またHDMI機能をSoCに統合する作業を容易にするため、基本的なソフトウェア・ドライバもあわせて提供している。DesignWare HDMI 1.4 IPソリューションは、HDMIとHDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)の両仕様に完全準拠しており、HDMI公認のテスト・センターによる準拠性認証を取得している。

シノプシス IP&システム マーケティング担当副社長 John Koeterは次のように述べている。「ハイエンドのマルチメディア機器では3Dのような最先端テクノロジの採用が急速に進んでいるため、それらの機器に組み込まれるチップに対する性能と低消費電力の要求も高まる一方です。当社は、先進のファウンドリ各社と緊密に協業し、両社共通の顧客企業が、常に進化を続けるマルチメディア機器の要求に対応できるよう支援しています。ファウンドリ各社の28nmプロセスに対応したDesignWare HDMI 1.4 IPソリューションにより、設計者は、次世代のモバイル機器やデジタル家電に最新のオーディオ・ビデオ機能を迅速に搭載するために必要な、高品質で実チップでの実績豊富なIPを活用できるようになります」

提供可能時期
主要ファウンドリ各社の28nmプロセスに対応したDesignWare HDMI 1.4 PHY IPは、既に提供を開始している。90nm~40nmプロセス向けも提供中である。詳細な情報はhttp://www.synopsys.com/hdmiより入手可能。

DesignWare IPについて
シノプシスは、システムオンチップ向けの高品質かつシリコン実証済みIPのリーディング・プロバイダである。シノプシスの多岐にわたるDesignWare IP群は、デジタル・コントローラIP/PHY/検証用IPからなる完全なインターフェイス(業界標準プロトコル)IP、アナログIP、組込みメモリー、ロジック・ライブラリ、コンフィギュアブル・プロセッサ・コアで構成されている。IPに関連するソフトウェア開発とハードウェア/ソフトウェア統合を容易にするため、シノプシスは、これらのIPのドライバ・ソフトウェア、トランザクション・レベル・モデルそしてバーチャル・プラットフォームも提供している。また、FPGAベースのハードウェア・プロトタイピング・ソリューション HAPSを使用すれば、開発中のIPとそれを組み込むSoCがシステム全体の仕様に適合しているかどうかのバリデーションを実行できる。さらにバーチャル・プロトタイプ作成ツール Virtualizerを使用することにより、これらのIPあるいはSoC全体に必要となるソフトウェアの開発を、 ハードウェア完成後に行う従来手法に比べてはるかに早い段階で開始できる。DesignWare IPは、信頼性の高い開発手法、品質確保のための巨額の投資の所産であるだけでなく、IPプロトタイプおよびソフトウェア開発環境や、包括的な技術サポートとともに提供されているため、設計者は、IPのSoCへの統合リスクを最小化し、最終製品の市場投入までにかかる期間を短縮することができる。詳細情報はhttp://www.synopsys.com/designwareより入手可能。DesignWare IPコミュニティーへのご参加はこちらから。http://twitter.com/designware_ip

シノプシスについて
Synopsys, Inc. は、電子設計自動化(EDA)ソリューションの世界的リーダーであり、半導体の設計ならびに製造に用いられる各種のツール、設計資産(IP)、サービスを全世界のエレクトロニクス関連企業に提供している。システムレベルHW/SW設計検証、IP 、HWインプリメント、HW検証、HW製造、FPGA設計の各ソリューションで構成されるシノプシスの包括的な統合環境により、顧客企業が設計や製造段階で直面している重要な課題、すなわち消費電力や歩留まりの管理、システム設計段階からシリコン製造段階までを網羅する総合検証、開発期間の短縮といった課題を克服することが可能になる。各種テクノロジを駆使したこれらのソリューションを活用することにより、顧客企業は、開発コストや開発リスクを削減しつつ最高の製品を迅速に市場投入することが可能となり、競争力を高めることができる。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、事業所は北米、ヨーロッパ、日本、アジア、インドなど70ヶ所。詳細な情報は、http://www.synopsys.co.jpより入手可能。

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日本シノプシス合同会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充 
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