ニュースリリース - 2005年12月8日

シノプシス、HPL Technologiesの買収を完了


2005年12月7日 カリフォルニア州マウンテンビュー発
 - 半導体設計ツールの世界的リーダーであるシノプシス(Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS)は本日、歩留まり管理ソフトウェアとテスト・チップ・ソリューションのリーディング・カンパニーであるHPL Technologies, Inc.(OTC上場コード:HPLA.PK)の買収を完了したと発表した。この買収により、シノプシスは半導体製造プロセスに直接的にリンクする包括的なdesign-to-siliconフローを提供できる初のEDAベンダとなった。シノプシスはHPL社を現金約1,300万米ドル、あるいは1株あたり0.30米ドルで買収した。

HPL社の買収の最も大きな利点は、システマティック欠陥を削減するために必要な歩留まりデータへのダイレクト・アクセスを実現できることにある。シノプシスのプロセス・ソリューションを製造工程と直結することにより、設計コンセプト構築から製造までの期間を大幅に短縮し、新デザインの開発が促進される。

シノプシスについて
Synopsys, Inc. は、IC設計向け電子設計自動化ソフトウェア(EDAツール)の世界的リーダである。複雑なシステムオンチップ開発を実現する、最先端技術を用いたIC設計プラットフォームと検証プラットフォーム、および製造ソフトウェアを世界中のエレクトロニクス市場向けに提供している。また、顧客の設計プロセスを簡素化し、その製品開発期間を短縮するために、設計資産(IP)やデザイン・コンサルティング・サービスを提供している。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置き、事業所は北米、ヨーロッパ、日本、アジアなど60ヶ所。詳細な情報は、http://www.synopsys.co.jp より入手可能。

将来の予測に関する声明
本リリース文の内容には、Securities Exchange Act(1934)のSection 21EのSafe Harbor規定に基づき、シノプシスのHPL Technologies買収によって想定される利益に関する声明が記載されている。これらの内容は、シノプシスの現在の予測と所信に基づくものである。HPL社のソリューションをシノプシスの製品群に統合する際に発生しうる予測し得ない困難、その他2005年7月31日に終了した四半期のForm 10-QシノプシスQuarterly Report の “Factors That May Affect Future Result” 章に含まれる要因のため、実際の結果はその内容と大いに異なる場合がある。

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<お問い合わせ先>

日本シノプシス株式会社 フィールド・マーケティング・グループ 藤井 浩充
TEL: 03-5746-1780 FAX: 03-5746-1781