CODE V関連記事

光学設計解析ソフトウェアCODE Vに関連するブログ記事の一覧です。


2024年10月17日公開

第5回:CODE Vの最適化機能で優れる点はズバリ!

CODE Vの最適化機能は様々なアイデアを制約条件に加えることができます。
本記事ではユーザー定義コンストレインツを中心にその具体的な方法を紹介します。


2024年7月31日公開

光線ベースと波動光学ツールによる超広角メタレンズの設計

シノプシスの光学設計ツールを利用すると、従来は実現できなかった大口径のメタレンズの設計や評価を実現することができます。本記事では、超広角メタレンズの設計を例にCODE VのMetaOpticモジュールで設計したメタレンズをRSoftのMeta Optic Designerにインポートしてさらに洗練させる連携例をご紹介します。またFDTD法を使った厳密解析との精度の比較も行います。


2024年7月26日公開

第3回:レンズの性能と製造誤差感度(SNSの紹介)

第3回は撮影した写真の写りが悪いとT君が博士に愚痴っています。そこで博士が偏心収差論(の要点)やCODE VのSNS(面のティルト敏感度)という機能を紹介し、製造誤差の影響や感度低減設計の様子を説明しますが、果たしてT君の写真の写りが悪い原因は???


2024年6月21日公開

環境モデリングとメタオプティック設計を強化CODE V2024.03新機能紹介

CODE V 2024.03は、マルチ環境カップリング、メタオプティックデザイン、ワークフローと学習リソースの強化、ソフトウェア間の相互連携の向上など、これまで以上に効率的に行える新機能を搭載しました。本記事では新機能や強化機能の概要を紹介します。


2024年5月17日公開

第2回:瞳の収差が周辺光量比に及ぼす影響とは?

周辺光量比に関係する量の一つに物体側の開口効率があります。この開口効率は入射瞳のコマ収差に関係しています。CODE Vでも瞳の収差を評価することが可能です。T君が(瞳の)収差と周辺光量比の関連性を探ります。


2024年3月29日公開

第4回:収差図、光路図、MTFのつながり

カメラレンズの光学設計ではMTFのピークを高めたり、ディフォーカス量のズレを減らすように設計することが多いと思います。しかし、最適化を行う際は制約条件に収差量を加えるのが通例です。また、収差の発生箇所を考える際には断面図を見ます。この時、断面図、収差図、MTFが関連しているので、繋がりを理解することが大切です。今回はその繋がりについて説明します。


2024年2月9日公開

第1回:「張り合わせレンズでBetter Halfとは?」

第1回は「張り合わせレンズでBetter Halfとは?」ということで異なる硝材を組み合わせると色収差を補正することができますが、球面収差やコマ収差の状況は異なるため、どんな組み合わせでも良いわけではありません。T君がCODE Vを使って最適な組み合わせを探ります。


2023年12月28日公開

火星探査機パーサヴィアランスに搭載されたカメラ”Masrcam-Z”の開発秘話

イメージング光学系のプリンシパル・エンジニアの Blake Crowther博士が火星探査機パーサヴィアランス(Perseverance)に搭載されたズームカメラの設計の目的、課題、そして最も達成感を感じた瞬間について語ります。


2023年12月28日公開

第3回:カメラレンズにも使えるトリプレットレンズ

カメラレンズに関する光学設計のノウハウを紹介します。ここまでシングルレンズ、ダブレットレンズを紹介しましたが、今回はトリプレットレンズの特徴を紹介します。光学設計とは光学性能が高くなるように形状や材料を最適化するものです。今回は最適化の原理を知って頂くため、手作業を使ったマニュアル光学設計を通して、光学設計の進め方を紹介します。


2023年12月18日公開

火星探査機パーサヴィアランスに搭載された宇宙初のズームレンズ

火星探査機パーサヴィアランスに搭載された宇宙初のズームレンズ"の記事では、CODE Vで設計したカメラシステムを搭載した火星探査機パーサヴィアランスの設計に携わったエンジニアのコメントとともにその概要をご紹介します。


2023年12月18日公開

宇宙空間における光学設計の役割

宇宙分野における光学システムの一般的な使用例、設計上の主な課題、宇宙が可能にした数多くのイノベーション、そして宇宙産業の今とシノプシスの軌跡を紹介します。


2023年8月31日公開

第2回:ダブレットの設計

撮像レンズの光学設計のノウハウとテクニックを紹介しています。1回目の前回は単レンズでしたが、今回は2枚のレンズで構成されるダブレットを紹介します。単レンズと異なり、色収差補正で差が生まれます。


2023年8月3日公開

CODE VとLightToolsを用いたスマートフォンカメラの迷光解析ワークフロー

光学設計解析ソフトウェアCODE Vと照明設計解析ソフトウェアLightToolsは、高度な光学設計、最適化、製造サポート機能を提供します。これらは、設計プロセスの初期段階で迷光の影響を特定し、最小限に抑えるための非常に効果的なワークフローを実現します。

本記事では、スマートフォンのカメラレンズを例に、ゴースト解析の事例をご紹介します。レンズや鏡筒以上に大きな影響が発生し得る、CMOSセンサーの金属ワイヤーの影響も評価可能です。


2023年6月28日公開

第1回:単レンズの設計

今回からカメラレンズの設計と最適化に関する技術をブログ記事として書かせて頂きます。1回目の今回は単レンズの収差について紹介します。基本的に単レンズでは収差補正が難しいことはご存知の通りですが、屈折率やベンディング、アッベ数が変化した際にどのように変化するかを具体的にご紹介します。


2023年5月2日公開

CODE V バージョン2023.03リリースにより、光学設計のワークフローと効率が向上

CODE Vバージョン2023.03の新機能を本記事でご紹介します。2023.03では、面の入力から光学モデルのエクスポートまでの設計ワークフローの改善や、 結像系と照明系を含む光学系のシミュレーションを簡単にするLightToolsとの連携機能強化などが行われています。