エンベデッド・ビジョン向けのDesignWare EVプロセッサ

エンベデッド・ビジョン向けのDesignWare EVプロセッサ

業界初のASIL D対応ビジョン・プロセッサIP

ASIL B、C、Dに対応し、Safety Enhancement Packageを搭載した新しいDesignWare EV6xエンベデッド・ビジョン・プロセッサは、高い処理性能と最小限の面積/消費電力を維持しつつ、安全性が重視されるハードウェア機能を統合しています。

リアルタイムのビジョン・プロセッシングを実現するCNN搭載のプログラマブルなプロセッサIP

マシンビジョンやディープラーニングは、高度に統合されたSoCに組み込まれるようになり、車載ADAS、監視システム、拡張現実システムなどの新しい量産アプリケーションへと展開されつつあります。量産用途でのエンベデッド・ビジョン・アプリケーション実現の大きな課題は、組み込み用途に対応できる十分な低消費電力・低コストで処理能力を提供するとともに、変化の激しい市場に対応できる十分な柔軟性を実現することにあります。

DesignWare® EVプロセッサは、エンベデッド・ビジョン向けに最適化された完全プログラマブル/コンフィギュラブルなIPコアで、低コスト・低消費電力なハードウェアと柔軟性のあるソフトウェア・ソリューションを組み合わせたものです。EVプロセッサは、オプションの高性能な畳込みニューラルネットワーク(CNN)エンジンを統合することにより、対象物の高速・高精度の検出と認識を実現します。

EVプロセッサは、SoCに容易に統合できるように開発されており、あらゆるホスト・プロセッサと併用および並列実行できます。EVプロセッサは、メッセージの受け渡しや割り込み処理を通じてホスト・プロセッサとの同期を維持できます。さらに、EVプロセッサのメモリー・マップはホスト・プロセッサにアクセスできます。これらの機能によりホスト・プロセッサはビジョン処理の一切をEVプロセッサに任せて制御を維持できるため、消費電力を抑えつつ、処理速度を向上することが可能です。EVプロセッサは、SoCのメモリーにマッピングされたエリアに格納されているイメージ・データにもアクセスでき、必要に応じて、ホスト・プロセッサから隔離されてチップ外に格納されたソースデータにもARM® AMBA® AXI™標準システム・インターフェイス経由でアクセスできます。

ASIL Dに対応し、Safety Enhancement Packageを搭載したEV6xは、高い処理性能と最小限の面積/消費電力を維持しつつ、安全性が重視されるハードウェア機能を統合しています。

EVプロセッサはシノプシスのARC MetaWare Development Toolkit以外に、OpenCV、OpenVX™、OpenCL™ C、Caffeなどの既存および最新のエンベデッド・ビジョンおよびニューラルネットワーク規格に準拠した包括的なソフトウェア・プログラミング環境でもサポートされているため、アプリケーション・ソフトウェアの開発スピードを高めることができます。