バーチャル・プロトタイピング 

ソフトウェアの早期開発と容易化により製品開発のイノベーションを加速 

複雑化を極めるハードウェアとソフトウェアをシステムとして統合する作業は、次世代のワイヤレス/コンシューマ/車載機器を開発する半導体企業やOEM企業にとって非常に困難な課題です。現在、大半のソフトウェア開発は実チップの完成後に着手・検証されていますが、こうした従来型のシリアル開発手法では、益々厳しさを増す開発期間短期化の要請に応えることはできません。バーチャル・プロトタイピング・ソリューションを活用すれば、ソフトウェア開発の早期着手と期間短縮を実現でき、システムのサプライチェーン構成チーム間のやり取りがスムーズになるため、開発スピードを大幅に向上できます。ソフトウェア開発チームは、実機が完成する数ヶ月前の段階から開発に着手でき、実機が完成した数日後にはシステム全体の構築を完了することが可能となります。バーチャル・プロトタイプは、システム全体の機能を完全に表現した高速動作のモデルで構築されているため、プロダクション・コードを修正することなく実行でき、従来手法では不可能な高いデバッグ効率を提供します。シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションは、バーチャル・プロトタイプを構築するためのツールVirtualizerと業界最多のトランザクションレベル・モデル(TLM)に加え、ソフトウェア開発をより早期に立ち上げるためのVirtualizer Development Kits(VDK)や開発プロジェクトを支援する技術サービスもご提供しています。

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  • Virtualizer
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バーチャル・プロトタイプの統合された開発環境
バーチャル・プロトタイプとFPGAベースHWプロトタイプをシームレスに


バーチャル・プロトタイピング・モデル
バーチャル・プロトタイプとFPGAベースHWプロトタイプをシームレスに

  • VDKファミリー
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ARMプロセッサ用VDKファミリー
ARMプロセッサベースVDKを単一の一社で実現


車載システム向けVDK
車載MCUならびにSoCのVDK


ARC HS38プロセッサ向けVDK
ARMプロセッサベースVDKを単一の一社で実現


 
複雑な組込みシステムの設計、シミュレーション、解析、最適化をサポート。実際のソフトウェア・アプリケーションを実行しながらパフォーマンスを定量的に評価


 
実チップ完成前のソフトウェア開発を可能にするトランザクションレベル・モデル(TLM)とバーチャル・プロトタイプの作成を支援します。


System Studio
複雑なDSPアルゴリズムの作成、シミュレーション、解析をモデルベースで実行
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System Studio ライブラリ
ワイヤレス/DSP分野のプロトコルや標準規格に関する解析と設計をサポートした、すぐに使える3000種類以上のモデルを用意


SPW
DSPデザインのコンセプト作成からインプリメンテーションまでの期間を最短化。Cデータ・フロー(CDF)もサポート
PDF データシートのダウンロード


SPW Model ライブラリ
LTEなど最新の標準規格をサポートしたモデル・ライブラリにより、通信システムの信号処理設計にかかる時間を短縮


LTE / LTE-Aライブラリ
LTE / LTE-A物理層シミュレーション・ライブラリは、3GPP規格の実行可能な仕様を定義したすぐに使えるシミュレーション・システム群です。

シノプシスは、強力なバーチャル・プロトタイプ開発ツール、包括的なモデル、標準規格に基づいたメソドロジ、専門家による高度なサービスなど完全なバーチャル・プロトタイピング・ソリューションを提供しています。

  • ハードウェア(またはRTL)が完成する前に組込みソフトウェアの開発を開始
  • 強力なデバッグ/解析ツールにより開発、テスト、検証チームの生産性が向上
  • サプライチェーン全体で容易に導入して設計意図の伝達を改善できるほか、サプライヤと顧客による並行開発が可能
  • バーチャル・プロトタイプを利用した開発を最適に導入できるよう、半導体や電子機器メーカーに対してシノプシスのツール、メソドロジ、サービスを提供

この結果、よりよいエレクトロニクス製品を短期間で開発できるようになります。

シノプシスのバーチャル・プロトタイプは、エレクトロニクス機器の仕様決定からポスト・プロダクションまで、開発プロセス全体を通じて使用できます。

ソフトウェア・ドリブン検証:ハードウェア検証チームは、シノプシスのバーチャル・プロトタイプを使用してシステムレベル・テストを作成できます。これらのテストを使用して、テスト対象のハードウェア・ユニットとバーチャル・プロトタイプを含むハイブリッド協調シミュレーション環境をテストベンチとして利用しながらRTLのバリデーションを行います。この結果、システム全体の一部としてハードウェアをより効率的に検証できます(ハードウェア/ソフトウェア協調検証)。

ソフトウェアの開発、インテグレーション、テスト:ファームウェア、デバイス・ドライバ、オペレーティング・システム、スタンドアロン/ネットワーク型/分散型アプリケーションを開発する際は、これらのソフトウェアが正しく機能すること、そしてパフォーマンス、消費電力、メモリー使用量などの面で最適化されていることを確認する必要があります。シノプシスのバーチャル・プロトタイプを利用すると、テストの開発と実行、結果のデバッグと解析を強力な仮想環境で実行できます。デバイス・ドライバの開発やオペレーティング・システムの移植、マルチコア・ソフトウェアの非介入デバッグ、アプリケーション・パフォーマンス最適化、ソフトウェア中心型の電力解析、エラー・インジェクション・テスト、QAテストベンチ交換など幅広い組込みソフトウェア開発タスクが可能になります。

サプライチェーン支援: エレクトロニクス製品の開発を最適に行うには、製品開発プロセス全体を通じてサプライヤと顧客が効果的に意思伝達を行える仕組みが必要です。シノプシスのバーチャル・プロトタイプを使用すると、仕様の効率的な伝達、ハードウェアと組込みソフトウェアの並行/共同開発、効率的なストラテジによる開発期間の短縮、トレーニング、テクニカル・サポート、長期製品メンテナンスなどサポート活動の改善が可能になります。

シノプシスのバーチャル・プロトタイプは幅広いアプリケーションで採用されています。:

シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションは、車載システムのモデルベース設計メソドロジをサポートした完全な仮想環境を提供します。これにより、自動車用半導体メーカーやティア 1 OEMメーカー(最終製品メーカー)はより効率的な開発環境を導入してハードウェア/ソフトウェアの開発、インテグレーション、テストを早期段階で行えるようになるほか、協調検証/バリデーション工程で使用可能なシンプルなリファレンス実行環境も得られます。

車載機器: 車載エレクトロニクス・システムの開発とテストにかかるコストは近年急速に増大しています。また、車載システムの差別化に果たすソフトウェアの役割も大きくなっています。これと同時に、車載システムのテストはますます難しくなり、コストも急騰しています。また、安全性に対する新しい規制や規格の登場により、さらに広範なテスト・カバレッジが要求されているほか、新しいシステム・アーキテクチャによってテストのセットアップも複雑になっています。

ワイヤレス・ハンドセット: 携帯電話からスマートフォン、タブレットまで、半導体やモバイル・ハンドセット・メーカーには、より魅力的な製品を最短期間で市場に投入することが求められています。新しい機能はソフトウェアで実装するのが普通ですが、その場合、ソフトウェアをサポートするハードウェアにも直接的な影響が及びます。シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションを使用すると、ワイヤレス開発チームは組込みソフトウェアの開発を早期段階でスタートさせ、より効率的な環境で開発、インテグレーション、テストを行えるほか、消費電 力やパフォーマンスといった重要な要素を考慮してデザインを最適化できます。

コンシューマ製品: ビデオ・プレーヤー、デジタル・カメラ、デジタル・テレビ、セットトップ・ボックス、プリン ターなど、幅広いコンシューマ機器に対して消費者の高機能化ニーズが高まっています。結果、ハードウェアとソフトウェアの複雑化が進み、従来の開発アプローチでは対応が難しくなっています。さらに、コンシューマ製品には製品開発スケジュールや価格競争が厳しいという問題もあります。シノプシスのバーチャル・プロトタイピング・ソリューションなら、半導体メーカーやエレクトロニクス機器メーカーはハードウェアとソフトウェアの並行開発が行えるほか、より効率的なソフトウェア・インテグレーション/テスト環境も導入できます。これにより、開発コストを削減しながらスケジュールどおりに製品を市場に投入できるようになります。

アプリケーション別ソリューションの詳細については、こちらにご連絡ください。



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