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ニュースリリース - 2026年10月21日

シノプシス、NVIDIA GTC Berlinで高速かつ高精度なエンジニアリング手法を公開

概要

シノプシスはNVIDIA GTC Berlinに出展し、GPU対応の電子設計自動化(EDA)およびマルチフィジックス・ソリューション20製品以上で構成される、業界をリードするポートフォリオを紹介する。現在、50のNVIDIA CUDA-Xライブラリおよびフレームワークに対応しているシノプシスは、AIを活用して設計およびシミュレーション解析のサイクルを大幅に高速化している。これにより、製品開発で継続的な課題となっている、処理速度と解析精度のトレードオフの最小化を図る。NVIDIA GTC Berlinにおける以下の発表では、シノプシスとの協業が取り上げられている。

重要性

システムの高度化と性能向上に伴い、エンジニアリング・ワークフローを支えるコンピューティング要件が増大している。シノプシスとNVIDIAの戦略的パートナーシップは、GPU対応のエンジニアリング・ソリューションを進化させ、フィジカルAI、仮想プロトタイピング、シリコンならびにシステム設計の高速化に向けた、強力かつセキュアな基盤を提供している。   


詳細

今週開催されるNVIDIA GTC Berlinでは、自動車、航空宇宙、半導体、AIインフラストラクチャ分野の欧州のエンジニアリング・チームが、シノプシスのソリューションをどのように活用しているかについても紹介する。各チームは、開発および検証作業のより多くの部分を仮想環境へ移行している。これにより、設計空間の探索範囲を拡大するとともに、シリコンおよびシステムの設計や性能に関する、実用的かつ予測的な知見を得るまでの待ち時間を短縮している。GTC Berlinでお客様とともに紹介する主な進展は以下の通り。


フィジカルAI、半導体のイノベーション、仮想プロトタイピングを推進

  • シノプシスはこのたび、NVIDIA HALOSセーフティ・エコシステムに参加した。新たに発表されたNVIDIA Halos SAFEを統合することで、センサー・シミュレーション、仮想化、デジタルツイン、安全分析にわたる、物理法則に基づく追跡可能なワークフローによって様々なユースケースや実証の取り組みを拡充・拡張する。現在はシノプシスの一部となっているAnsys AVxcelerateのリアルタイム・センサー・シミュレーション技術により、Software-in-the-LoopおよびHardware-in-the-Loopテストに、高忠実度の入力データを付加できる。また、Ansys medini®は、正解ラベル付きのシミュレーション生成データをハザードおよび安全要件に結び付け、検証結果をセーフティ・ケースとして整理できる。
  • シノプシスはT-Systemsと協業し、FORVIA HELLAが承認した自動車外装照明のワークロードを、T-SystemsのソブリンIndustrial AI Cloud上で実行している。NVIDIA GPU上でAnsys Speos®を実行することにより、CPU構成と比較して、シミュレーション全体の実行時間を4.5時間超から19分未満へ短縮した。
  • パワーシステム分野のグローバル半導体企業であるInfineonは、シノプシスのSentaurus DeviceとNVIDIA cuDSSを活用し、次世代パワー・デバイスの3D絶縁破壊シミュレーションを12倍高速化している。
  • 先端半導体技術分野をリードする研究・イノベーション拠点であるImecは、計算リソグラフィ・ワークフローにおいて、GPUで高速化したシノプシスのS-Litho™を使用し、先端DUV、EUV、High-NA EUVプロセスをモデル化している。Imecのモデルを用いたS-Lithoのベンチマークでは、NVIDIA CUDA-Xライブラリを使用することで最大40倍の高速化を達成した。

シノプシスのソリューションを活用し、お客様がフィジカルAIおよび仮想プロトタイピングをどのように加速しているかについては、「Synopsys Advances Physical AI with AI Physics and Accelerated Computing」をご覧ください。


フォトニクスによるAIインフラストラクチャの拡張

  • iPronicsは、AWSクラウド環境でAnsys Lumerical FDTD™とNVIDIA H100 GPUを使用し、AI規模のデータセンター向けフォトニクス技術を開発している。96コアのCPU環境と比較して、ソルバーを最大13倍高速化するとともに、20ケース分のエッジ・カプラー(光ファイバーとフォトニク回路の導波路をつなぐ入出力部)最適化シミュレーションに要する時間を、約9日間から18時間へ短縮した。

  • Alcyon PhotonicsもAnsys Lumericalを活用し、データセンター用トランシーバー向けの方向性結合器や統合サブシステムなど、フォトニクス回路の基本ブロックを設計している。電磁界シミュレーションと高精度なファウンドリ・プロセス・モデルにより、Alcyon Photonicsは製造ばらつき、アライメント感度、広帯域での光学性能を解析し、テープアウトに対する信頼性を最大限に高めている。

シノプシスが次世代データセンター・フォトニクスをどのように支援しているかについては、「Simulation and GPU Acceleration Are Powering the Next Generation of Data Center Photonics」をご覧ください。

NVIDIA GTC Berlinの開催期間中は、シノプシスのブース#7011にお越しください。最新のAI活用エンジニアリング・ソリューションのデモをご覧いただくとともに、シノプシスのエキスパートに直接ご相談いただけます。