ニュースリリース - 2008年5月22日

シノプシス、アルテラのStratix IV FPGAデバイスの即時サポートを発表

Stratix IVデバイスに最適化されたFPGA論理合成ツールにより、
使用エリア、消費電力の点でより優れた設計が可能に

2008年5月19日 カリフォルニア州マウンテンビュー発 - 半導体設計・製造ツールならびにIPの世界的リーダーであるシノプシス（Synopsys, Inc.、Nasdaq上場コード:SNPS）は本日、同社傘下のシンプリシティ・ビジネス・グループが提供しているFPGAインプリメンテーション・ソリューション　Synplify ProならびにSynplify Premierが、アルテラ社の40nmプロセス FPGAデバイス Stratix® IVの即時サポートを実施すると発表した。シノプシスのFPGAインプリメンテーション・ソリューションは、Stratix IVが備えている様々な性能を十分に活用できる高効率のマッピング・テクノロジ、および使用エリアの最適化を通じて低消費電力を実現するタイミング・ドリブンのシンセシス・テクノロジによって、飛躍的に高い価値をお客様に提供できるようになる。

アルテラ社 プロダクト・アンド・コーポレート・マーケティング担当シニア・バイスプレジデントDanny Biran氏は次のように語っている。「40nmプロセス・テクノロジを活用して次世代製品を開発したいというお客様のご要望にお応えして、当社のFPGA製品 Stratix IVは、エリア効率、性能および低消費電力の点で大きなメリットをご提供しています。シノプシス社のSynplify ProおよびSynplify Premierにより、Stratix IVユーザー様は、最高の設計品質を実現できる最先端のFPGAインプリメンテーション・ソリューションを活用できるようになります」

アルテラ社のStratix IVは、最先端の40nmテクノロジ、同社の実績あるトランシーバおよびメモリ・インターフェイス・テクノロジを活用することにより、最高のシステム帯域幅および高レベルのシグナル・インテグリティを実現している。FPGAデバイスのStratix IVとストラクチャードASICのHardCopy IVを使用すれば、設計者は、FPGAのメリットを活用しつつも、ASICへのスムーズなマイグレーションを実現できる。

シノプシス ソリューション・マーケティング担当副社長 George Zafiropoulosは次のように述べている。「シンプリシティ・ビジネス・グループとアルテラ社との間の長期間に渡る緊密な協力関係によって、当社のFPGAインプリメンテーション・ソリューションは、Stratix IVをはじめとしたアルテラの新型デバイスの発表に即応したサポートの実施が可能になりました。当社は最新デバイスの開発初期段階から新しいデバイス・アーキテクチャにアクセスできるため、当社のツールをそれらのデバイスへ最適化でき、共通のお客様はただちに設計を開始し、高性能かつ低消費電力の製品を実現できます。アルテラ社のStratix IVとシノプシスのFPGAインプリメンテーション・ソリューションの組み合わせにより、設計者の皆様は、より付加価値の高い製品を、より早く、より低コストで市場投入できるようになります」

提供開始時期
Stratix IVをサポートする各ツールは既にシノプシスより提供を開始している。