VDK for NXP S32V200 MCU 

 

VDK for NXP S32V200は、NXP S32V234マイクロ・コントローラ(MCU)のバーチャル プロトタイプを組み込みターゲットとして使用する、ソフトウェア開発キットです。先進運転支援システム(ADAS)の開発に使用します。このVDKは、アルゴリズムやソフトウェアの開発、システムの統合、機能安全性のテストなど、幅広いユースケースをサポートします。また、NXP MPC5xxxなどの他のVDKとともに使用して、ECUのネットワークをシミュレートすることもできます。VDKを使用すると、開発チームは早期に開発を開始し、デバッグと解析を高速化して、より優れたテストを実行できるため、高品質のシステム・ソフトウェア、製品の信頼性の向上、および開発コストの削減につながります。

詳細についてはVDK for NXP S32V200の データシートをご覧ください.

幅広いユースケースのサポート
VDK for NXP S32V200を使用すると、開発者は設計について次のような幅広いタスクを実行できます。
  • ADAS用ソフトウェアとアルゴリズムの開発
  • システムの統合とテスト
  • 機能安全性のテスト
  • リグレッション・テスト
  • 自動車の電気電子(E/E)アーキテクチャとテスト
高速なリファレンス・バーチャル・プロトタイプ、ツール、および統合

S32V234 MCUバーチャル・プロトタイプは、NXP社とシノプシスとの協調プログラム Center of Excellenceを通じて開発とテストを行いました。VDK for NXP S32V200は、以下のような機能を提供します。
  • 2x2 ARM Cortex-A53プロセッサ・コア(2クラスタ)・ベースのコア・プロセッシング・プラットフォームとCogniVueの2xAPEX2-CLデュアル32ビット・アレイプロセッサ・ベースの画像認識プロセッサが搭載されたS32V234 MCUの高速動作バーチャル・プロトタイプ
  • システムのデバッグ、解析、スクリプト実行用のVDK Explorer
  • ARM DS-5 Development Studioなどのソフトウェア・デバッガやシノプシス SABER、Vector社 CANoe、Mathworks社 Simulinkなどのシミュレーション・ツールなどの自動車開発ツールとの統合環境

先進運転支援システム(ADAS)-S32V200 MCU
図1:VDK for NXP S32V200 MCU

主な特長
  • ソフトウェア開発、システム統合、仮想ECU環境でのテスト、故障注入テストおよびカバレッジ・ドリブン・テストなどの幅広いユースケースのサポート
  • すぐに使えるS32V234 MCUバーチャル・プロトタイプ
  • 一社から、開発ツールとバーチャル・プロトタイプの両方を提供できるため、ワンストップでソリューションを入手
  • 早期に開発を開始できるため、テスト/開発/実行を前倒し
  • 生産性が向上するため、何週間もかけずにわずか数日でソフトウェアの問題を特定/解決
  • 世界中の開発チームに容易に展開/更新
  • 具体的なニーズに合わせてカスタマイズできるほか、コンフィギュレーションを簡単に変更できるため将来のプロジェクトにも対応

先進運転支援システム(ADAS) - S32V200 MCU
図2:シノプシスのVDKを使用したMCUから自動車の包括的なシステム・シミュレーション