ASIPデザイン・ソリューション・セミナー 2018

~高性能システム向け特定用途プロセッサ(ASIP)開発を加速~


本セミナーは終了いたしました。沢山の皆様のご来場ありがとうございました。
 

半導体プロセスの進化に伴い、以前では想像できなかった高性能システムがSoCで実現できるようになりました。仮想コインのマイニングに用いられるマイニング・チップ、機械学習を実現するAIチップ、そして新薬開発などバイオテクノロジーを加速化する高速演算デバイスなどは、その代表といえます。これらのシステムでは、常にソフトウェア(アルゴリズム)の進化が求められる一方、高い演算性能が求められます。

 

特定用途向けプロセッサ開発環境であるASIP Designerは、設計柔軟性(プログラマビリティ)と高性能を両立するソリューションであり、システム設計開発者が望む独自プロセッサ/DSPを具現化できる有効な手段となります。本セミナーでは、高性能システムにおけるリスク・ファイブ・アーキテクチャを拡張したASIPの応用事例など、ASIP開発の進め方について、デモを交え分かり易くご説明します。

 

ご参加は無料です。是非この機会にご来場ください!

日時 / 場所

2018年7月6日(金) 10:00-17:00 (受付開始 9:30)

日本シノプシス合同会社 東京本社(二子玉川オフィス)
東京都世田谷区玉川2-21-1 二子玉川ライズ・オフィス 15F セミナールーム (地図
TEL: 03-6746-3940 
* 東急大井町線/田園都市線 二子玉川駅から 徒歩1分

お申込

終了いたしました。 

アジェンダ

時 間 内 容
9:30 受付開始
10:00

ご挨拶ならびにシノプシスのプロセッサ・ソリューションのご紹介

日本シノプシス合同会社
営業本部
プロダクト・ソリューション・セールスマネージャー
今泉 仁

10:15

システムオンチップ設計における特定用途向けプロセッサ(ASIP): マーケットとテクノロジートレンド


Markus Willems
Sr. Product Marketing Manager
Solutions Group
Synopsys, Inc.

ASIPは汎用プロセッサや機能が固定化されたブロック(RTL)に次ぐ実装方法として、その地位を確固たるものとしています。ASIPにより特化されたハードウェア機能とソフトウェアによる柔軟性を両立することが可能となります。

※日本語の要点説明がございます。

11:15

【キーノートスピーチ 1 】
ASIP Designerを用いた分子動力学シミュレーション用カスタムプロセッサMD GRAPE-4Aの開発

国立研究開発法人 理化学研究所
生命機能科学研究センター
計算分子設計研究チーム
チームリーダー
泰地 真弘人 様


理化学研究所では分子動力学シミュレーションで用いるカスタムプロセッサ設計にASIP Designerを使用しております。分子動力学シミュレーションとは創薬や基礎科学のための汎用的な手法で、今回設計開発したカスタムプロセッサは固定小数点ベクター演算と多くの特殊命令によって拡張されたリスク・ファイブをベースとしたプロセッサコアとなります。本セッションでは理化学研究所で行った今回のプロジェクト概要とASIP Designerを用いたカスタムプロセッサコアの設計についてご説明します。


泰地 真弘人 様 のご紹介:
1992年 東京大学大学院 理学系研究科物理学専攻第一種博士課程修了。東京大学 統計数理研究所 助教授を経て、2002年 理化学研究所 ゲノム科学総合研究センター チームリーダーに就任。2011年 同 神戸研究所 生命システム研究センター 生命モデリングコア コア長ならびに計算分子設計研究グループ グループディレクター。現在、同 生命機能科学研究センター 計算分子設計研究チーム チームリーダーとして、センター内外との共同研究により、さまざまな標的分子に対して、培った手法を応用して新規化合物を設計。また、分子動力学専用計算機を開発し、市販の計算機では不可能な長時間計算の実現を目指している。

12:00

昼食
お弁当をご用意いたします。
※デモ展示がございます。お気軽にお立ち寄りください。

12:40

【キーノートスピーチ 2 】
ユーザー視点におけるASIP Designerを用いたニューラル・プロセッサ・ユニットの設計

Prof. Won Woo Ro
School of Electrical and Electronic Engineering
Yonsei University

ASIP Designerを用いた、機械学習アプリケーションを対象としたニューラル・プロセッシング・ユニットの設計についてご説明します。本プロセッサは、畳込み層や全結合層を含むニューラル・ネットワークをターゲットとして設計されたものです。ハードウェアだけではなく、ASIP Designerによるソフトウェア・フレームワークの開発についてもご説明します。


Prof. Won Woo Roのご紹介:
1996年に韓国ソウルの延世大学(Yonsei Univ.)にて電気工学の学士号を、南カルフォルニア大学において電気工学の修士号および博士号を、それぞれ1999年と2004年に取得。カリフォルニア大学アーバイン校電気工学/コンピュータ科学科のリサーチ・サイエンティスト、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校電気/コンピュータ工学科の助教を経て、現在、延世大学 電気工学科 教授。
産業界においてはアップル社でのインターンシップやARM社でのソフトウェア契約エンジニアとしてのキャリアを持つ。現在の研究テーマは、高性能マイクロプロセッサ設計、コンパイラ最適化、ニューラル・ネットワーク・アクセラレータ設計。また、IEEEのシニアメンバーとしても活躍中。

13:25

【テクノロジー・セッション Part 1 】
深層学習を加速するアプリケーション特化型プロセッサ

Gert Goossens
Sr. Director of Engineering
Solutions Group
Synopsys, Inc.

ディープラーニングは、さまざまなアプリケーション分野に進出しています。 例えば、リカレント・ニューラル・ネットワーク(RNN)の形で動的な時間的挙動をキャプチャするアルゴリズムは、音声処理システムおよび言語翻訳システムに適用されています。 このような動的環境では、マイクロ・プロセッサとハード・ワイヤード・アクセラレータを備えた従来のSoCアーキテクチャでは、もはや十分ではありません。 ASIPがパフォーマンスと柔軟性のニーズをどのように調和させるかを例示的にご説明します。

※日本語の要点説明がございます。

14:30

コーヒーブレイク
※デモ展示がございます。どうぞお立ち寄りください。

14:50

【テクノロジー・セッション Part 2 】
ASIP Designerを用いたC/C++プログラムのコンパイルとデバッグについて

Gert Goossens
Sr. Director of Engineering
Solutions Group
Synopsys, Inc.

ASIP Designerは、高度に特殊化されたプロセッサ・アーキテクチャに対しても、C / C ++コンパイラをご提供します。 この特許技術の根底にある概念と、ASIPプロジェクトでその利点をいかに活用するかについて詳しくご説明します。ASIP Designerは、強力なデバッグ機能をご提供し、アーキテクチャ設計から組込みSW開発、HW / SWのカバレッジまでの設計フロー全体に対応します。 最新のツール強化についてご説明します。

※日本語の要点説明がございます。

16:00

【パートナー様ご発表】
ASIP Designerを用いたカスタムCPU開発の紹介

ディー・クルー・テクノロジーズ株式会社
技術部
執行役
長澤 達也 様

プロセッサの性能を表す言葉として、LatencyとThroughputがあります。世の中のスパコンと言われているものの殆どは、大量のデータを高速に処理することでThroughputを小さくする必要がありますが、一方、少量であるとThroughputが大きくなります。
分子動力学では、中量のデータを処理するためにLatencyが大きいのが影響し、それをカバーするためには、次のような部品でアーキテクチャを構成する必要があります。

・専用の演算器
・上記の隙間を高速にカバーするプロセッサ
・特殊アドレッシングを持つメモリー
・特化した高速ネットワーク

本セッションでは、プロセッサ開発の内容についてご紹介します。

16:30

まとめ (17:00 終了予定)

Markus Willems
Sr. Product Marketing Manager
Solutions Group
Synopsys, Inc.

※ プログラムは変更される場合がございます。ご了承ください。 

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