RFIDタグを追跡対象に取り付けると、数メートル離れた場所からでもRFIDリーダーで読み取り可能になります。
RFIDタグにはアクティブ型(バッテリー内蔵)と パッシブ型(内部電源なし)の2種類があります。パッシブ・タグはRFIDリーダーからの無線周波エネルギーを電源とし、タグの消費電力がより少なく、リーダーから離すことができる距離も長くなります。RFIDタグでは、低消費電力に加え、低電圧での動作、フィールドプログラマブル性、小面積、ストレージ情報の長期保存が必要になります。
IDタグには、基本的な製品識別情報以外に、製品の製造履歴、製品流通、最終製品ベンダーが受領した日付などのデータが含まれる場合もあります。IDタグは製造から最終製品へのインプリメンテーションまでのチップの追跡にも使用されます。チップIDは、たとえば、製品やシステムのセキュリティを向上させるアンチパイラシー・メカニズムとして有効であり、故障が生じた場合の問題の原因特定にも役立ちます。
ワンタイム・プログラマブル(OTP)は、HDテレビ受像機などの映像表示でEDID(Extended Display Identification Data)情報の保存に使用されることもあります。映像ソース・デバイスが表示デバイスのDVIまたはHDMIポートのEDID情報をチェックし、この情報を使用してソースからの映像/音声の出力形式を最適化します。
IDタグのOTP要件
DesignWare OTPの機能と利点
パッシブRFIDタグの例
次の図は、データをOTPメモリーに保存する場合のパッシブRFIDタグの例を示しています。タグの読み取りに必要な電力が少ないほど、読み取り距離が長くなるため、シノプシスが提供しているようなきわめてローパワーのOTPマクロはIDタグのインプリメンテーションにとって重要です。
EDIDの例
表示デバイスのOTPではEDID情報を保存可能であり、A/VソースでOTPを使用することで表示の出力を最適化できます。次に、HDTVに接続するDVRの例を示します。