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today&tomorrow

What's New in DesignWare IP?

2018 vol.110

ARC HS Development Kit

ボード機能

  • 1 GHzクワッドコアARC HSチップ
  • 4 GB DDR3メモリー
  • WiFi/Bluetoothモジュール
  • USB 2.0(x 2)
  • Ethernet 10/100/1000コネクタ
  • オーディオ入出力コネクタ
  • UART、SPI、ADC、PWM
  • SDカード・スロット
  • デバッグ/トレース・コネクタ
  • Arduino、Pmod、mikroBUS用拡張ヘッダ
  • HAPS®拡張コネクタ
  • U-Bootによるブート選択

ブート・モード

このボードはシングルコア、デュアルコア、クワッドコア・モードのいずれかでブートします。ARC HS34の最大構成はHS34x2です。これら2つのコアには256 KBの大容量密結合メモリー(CCM:Closely Coupled Memories)があります。ARC HS36とHS38の最大構成はHS36x4とHS38x4です。各64 KBの命令(I)およびデータ(D)キャッシュと512 KBのシステムレベル・キャッシュがあります。I/Oコヒーレンシもサポートされています。

ソフトウェア—Linux

ARC Linuxは、シングル・プロセッサおよびマルチ・プロセッサ(SMP)のARC HS38をサポートしており、Ethernet、USB、SDIO、WiFi、Bluetooth、GPU、UART、GPIO、SPI、I2Cをサポートしたデバイス・ドライバが用意されています。ARC向けGNUツールチェーンはLinuxカーネルおよびユーザーランドの開発をサポートします。ARC Linuxは、OpenWRT、Buildroot、Yoctoディストリビューション・ビルド・システムでもサポートされます。

ブートローダのU-BootはSPIフラッシュ、SDカード、Ethernet、USBをサポートします。

ソフトウェア—RTOSおよびベアメタル

embARC OSPには、ARC HS Development Kit向けに統合と検証が完了したFreeRTOS向けソフトウェア・スタックが含まれます。このソフトウェアには、IoTおよび組込みアプリケーション向けの多くのプロトコル・スタック、およびペリフェラル用のベアメタル・デバイス・ドライバも用意されています。

ツール

ARC HS Development Kitは、ARC MetaWare Development Toolkitでサポートされており、高度に最適化した高密度コードの開発とデバッグが可能です。ARC HS Development KitでLinux開発を行う場合は、ARCプロセッサ向けGNUツールチェーンを使用できます。

デバッグ/トレース

デバッグとトレースは多くの方法で行えます。ボードにUSBケーブルを接続して、MetaWare DebuggerおよびGDBでデバッグできます。Ashling社(Opella-XD)、Lauterbach社、Digilent社(HS1/HS2)のプローブとケーブルに対応した10ピンおよび6ピン・デバッグ・コネクタも搭載しています。

ARC RTTを利用したオフチップおよびオンボードDDRトレースも可能です。オフチップ・トレースを実行するには、Ashling社Ultra-XD PodまたはLauterbach社Trace Podを使用します。

拡張性

ARC HS Development Kitは、オンボードのDigilent社Pmod、mikroBUS、Arduinoコネクタを利用して拡張できます。また、2つのHapsTrak3コネクタを利用してARC HS Development KitをシノプシスのFPGAベース・プロトタイピング・システムHAPSに接続してプラットフォームを拡張し、新規IPおよび関連ドライバ開発のプロトタイピングを実行できます。

製品構成

  • ハードウェア・プラットフォーム・ボード
  • 100~240 V AC電源アダプタ
  • USBケーブル
  • ドキュメントとソフトウェア一式はwww.embarc.orgで提供

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