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today&tomorrow

What's New in DesignWare IP?

2017 Aug Summer vol.107

高性能なデータセンターSoCに向けた25G Ethernet IP

John A. Swanson, Product Marketing Manager, Synopsys

25G Ethernet規格とターゲット・アプリケーション

25G Ethernet規格はオープンな業界団体の25G/50G Ethernet Consortiumが最初に仕様を定義し、そのメンバー企業が規格の推進に当たってきました。25G/50G Ethernet Consortiumのウェブサイトには、「25 Gigabit Ethernet Consortiumは、業界からの参加者に対して当コンソーシアムの契約条件に記載された仕様に従って機能する新しいテクノロジを開発する権限を与え、25G/50Gテクノロジの採用を促進することによって消費者と業界に恩恵をもたらすことを目的としています」と書かれています。25G/50G Ethernet Consortiumが最初に定義した仕様に基づき、現在はIEEEで1レーンx 25Gおよび4レーンx 25Gの複数の規格の定義が行われています。表2に、IEEEの25G Ethernet規格とそれぞれの電気的仕様をまとめます。

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表2:IEEEで定義された25G Ethernet規格とそれぞれのターゲット・インターフェイス

これらの規格がIEEEで明確に定義されたことにより、25G Ethernetと4レーンの100G Ethernetはデータセンターのメインストリーム・コネクティビティを支える新しい標準として、データ・レートの向上とコストの削減に貢献します。この規格はチップ間、チップ-モジュール間、バックプレーンの各種ハードウェア・インターフェイスをサポートしています。チップ間およびチップ-モジュール間を25Gで接続するとシステム全体の性能が飛躍的に向上します。また、バックプレーンEthernetは1Gから10G、そして現在25Gへと向かうブレード・サーバ市場の高速化をサポートします。図1は、25G Ethernetをチップ間/チップ-モジュール間インターコネクトとして使用する場合と、ポート側でパッシブまたはアクティブ・ケーブルを使用してモジュール接続に使用する場合を示したものです。この図に示すように、25G Ethernet規格はシングル・レーンの25G Ethernet、2x25Gの50G Ethernet、4x25Gの100G Ethernetのいずれにも使用できます。この柔軟性により、複数の強力なインターフェイスをスイッチ・ファブリックやトラフィック・マネージャなどのアプリケーションで使用したり、サーバ内の他のモジュールへのインターコネクトとして使用したりできます。

画像(仮)

図1:データ・プレーンでの25G Ethernetアプリケーション

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