ルネサスの車載MCU向け広域物理考慮論理合成フロー活用事例の紹介
ルネサス エレクトロニクス株式会社
ブロードベースドソリューション事業本部 共通技術開発第二統括部 デジタル設計技術部
周藤 明史 様
ブロードベースドソリューション事業本部 共通技術開発第二統括部 デジタル設計技術部
周藤 明史 様
車載MCU製品の高い要求仕様を満たすためには、設計の早い段階で、チップ全体のレイアウトを意識した最適化を実施し、論理構造と物理構造を整合させる必要があります。DCGによる物理考慮合成は、真のクリティカルパスを抽出し、次の改善施策を決定するための有効な手段ですが、チップ全体を考慮するためには処理時間の増大が課題となります。
本稿では、DCGを用いながら上記の問題を解決するための、階層モデルを用いた広域物理考慮論理合成フローと、そのフローを当社車載MCUにおけるクリティカルパスの適用した事例をご紹介します。
本稿では、DCGを用いながら上記の問題を解決するための、階層モデルを用いた広域物理考慮論理合成フローと、そのフローを当社車載MCUにおけるクリティカルパスの適用した事例をご紹介します。