プログラム

10:00

10:40
Keynote-キーノートスピーチ
講演者
Silicon to Software ~‘Shift Left’!

Synopsys, Inc.
President & co-CEO
Dr. Chi-Foon Chan

半導体からソフトウェアに至る技術開発の世界では、同時進行する二つの大きな潮流が未来を形作りつつあります。まず、ここ10年の半導体技術の進化により、低消費電力で低コストの半導体が可能となり、コンピューティング能力が大幅に向上、Internet of Things(IoT)の世界を創出しました。そして、組込みソフトウェアや各種アプリケーション・ソフトウェアの劇的な進化が、こうした新技術の展開にさらに拍車をかけています。
こうした流れに乗って、“全てのモノがスマート化”する時代が幕を明けました。テクノロジ開発の面でもビジネス・モデルの面でも、この影響を免れることはできません。ハードウェア設計者やソフトウェア開発者にとっては、大きなプレッシャーがのしかかってくる時代となります。開発対象が高度に複雑化するにも関わらず、開発期間を前倒しする“シフト・レフト”を実現していかなければならないからです。
本セッションでは、設計、検証、IPそしてソフトウェアの品質とセキュリティの分野での技術革新/生産性向上について概観し、半導体設計/ソフトウェア開発の両面で、“シフト・レフト”を実現する道へ皆様をいざないます。
Coverity
13:20

14:45
C-1
Software. Security. Quality. Sign-off.
Synopsys, Inc.
Software Integrity Group
VP, Marketing David Chartier
本セッションでは、複雑で進化するソフトウェア産業に参入したシノプシスの新しい方向性をご紹介します。今日、例え小さなソフトウェアの不具合であっても被害は甚大になる可能性があります。製品の故障だけではなく、それが会社自体を潰してしまう可能性すらあります。ソフトウェアの製作者や発注者は、開発あるいは発注しているソフトウェア・コードが予測可能で十分安全であるという確証を得るために、既存の簡単なフィックスや単純な予防法を超えるソリューションを探しています。CoverityとCodenomiconというシノプシスの業界をリードする自動ソフトウェアツールと、開発ワークフローへの統合のベストプラクティスをご紹介します。
14:50

15:30
C-2
ソフトウェア・インテグリティ・グループ最新情報
日本シノプシス合同会社
ソフトウェア・インテグリティ・グループ
シニア・プロダクトマーケティング・マネージャ 津村 直史
シノプシスのソフトウェア戦略のもと、多様化するソフトウェア開発における品質の問題や増加するソフトウェアセキュリティの脅威に対応するべく、ソフトウェア・インテグリティ・グループの製品機能やポートフォリオが拡張されてきています。本セッションでは、実際の製品デモを交えながら最新の製品情報をご紹介します。
15:30

15:50
Coffee Break - コーヒーブレイク
15:50

18:00
C-3~4
コベリティ製品採用事例 / パネルセッション
C-315:50~16:50

品質向上のNextステップへ

ヤフー株式会社
マーケティングソリューションカンパニー
開発本部長 波形 虎 様
弊社では、2011年からコベリティのQuality Advisorを使用し、品質向上に取り組んで参りました。CIツールと連携して自動化を実現するなど、品質向上に取組んできたからこそ見えてきたNextステップとは?

開発者がコベリティプロセスを回すようになるまで

理想科学工業株式会社
P&Dセンター SA開発部 3G
野沢 亜希子 様
理想科学工業はインクジェット印刷機、および、孔版印刷機の開発・製造・販売を行っています。SA開発部では、印刷に関連するアプリケーション、プリンタドライバ、ファームウェアの開発を担当しています。一般に、開発者は複数のプロジェクトを兼務するなど多忙なため、有効性が不明確な新しいツールを積極的に利用しない傾向があります。このような中で、新規導入したコベリティ・ツールをより有効に活用してもらえるよう、5名の有志による推進チームを発足させました。本セッションでは、新しいツールの立ち上げから、実プロジェクトで利用されるようになるまで、どのような施策を打ったのか、また何が課題で、どのように解決したのか、成功事例/失敗事例を含め、我々推進チームの具体的な活動内容についてご紹介します。

コベリティを選択した訳 ~パートナーとしてユーザーとして

株式会社オージス総研
サービス事業本部 グローバルビジネスサービス部
部長 細谷 竜一 様
きっかけは、当社の顧客から「一度使ったらやめられないツールがある」という話を伺ったことでした。実際に製品を見てみると、我々の直感がすべてを語っていました。「これこそバグに悩む現場を救うツールだ!」。ツールにできることはツールに。人にしかできないことは人に。その理想にソフトウェア開発現場を近づけるお手伝いをするために、当社はコベリティのユーザーとなり、同時にパートナーとなりました。

16:50~16:55 Break -休憩
C-416:55~18:00

パネルディスカッション ~より良いソフトウェアをより早く

ヤフー株式会社
マーケティングソリューションカンパニー
開発本部長 波形 虎 様
理想科学工業株式会社
P&Dセンター SA開発部
次長 金田 博高 様
株式会社オージス総研
サービス事業本部 グローバルビジネスサービス部
部長 細谷 竜一 様
日本シノプシス合同会社
ソフトウェア・インテグリティ・グループ
シニア・プロダクトマーケティング・マネージャ 津村 直史
モデレータ:
日本シノプシス合同会社
ソフトウェア・インテグリティ・グループ
シニア・マネージャ 雨宮 吉秀
より良いソフトウェアをより早く提供することは、ソフトウェア開発組織にとって、当たり前ながら難しい目標です。これを実現するためには何ができていて、何が不足しているのか。技術、ツール、教育、プロセス、マネージメントなど、皆さまのアンケート結果も参照しながら、パネリストの方々と共に明らかにしていきます。
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