ZeBu”スマート・デバッグ”手法の概要  

拡張性の高いクローズド・ループ・デバッグ 

数十億サイクルのテストでハードウェアのバグを発見するには、アサーションやロジック・アナライザのトリガ・ポイント周辺のRTL波形をダンプするだけでは不十分です。 エミュレータでSoCシステムレベルのフルチップ波形を生成する手法は拡張性がなく、非現実的で、データ量が膨大すぎます。

問題の発生箇所が数十億サイクルのテストのどこででもあり得るため、一般的なエミュレーション・テストでは一つのバグの発見に数時間から数日かかることがあります。 ZeBu”スマート・デバッグ”手法は、複数の抽象度レベルで先進テクノロジを活用しており、エラーの関連箇所とエラーのタイミングを絞り込むことが可能になります。

  • ソフトウェア・デバッガの統合
  • トランザクション・ロギングとトランザクタ・パケット/フレーム・アナライザ
  • トレース・メモリーとロジック・アナライザ
  • SystemVerilogアサーションのサポートとカバレッジ・レポート
  • 高速の波形保存を使用し、障害が発生したサイクルと機能箇所を特定

障害を現実的な範囲にまで切り分けた後、ZeBuのインタラクティブなCombinatorial Signal Access(iCSA)機能により、フルアクセスのプローブとネイティブVerdiの統合を活用して、デザインへの100%のアクセスと拡張性の高いRTL波形生成を即座に実現します。

ソフトウェア環境でのハードウェアのデバッグは、その非同期性により複雑になる可能性があります。 ソフトウェア・デバッガで組み込みコードをトレースする場合、プロセッサのクロックは非同期の状態で維持されるため、必要に応じてテストを正確に再現することが非常に困難です。 初回で障害を特定できなかった場合には、デバッグにオープン・ループが生じる可能性があります。

ZeBu Post-Run Debug(zPRD)は、決定論的フレームワークによりクローズド・ループの、サイクルを再現可能な環境でスマートなデバッグを実現します。 zPRDを利用して、選択したサイクルまでテストを戻し、波形ダンプ、信号の強制設定、メモリー内容の更新などの新しいデバッグ・タスクを適用できます。この時zPRDがあれば、一度発見したバグを見失うことはありません。

ZeBuの”スマート・デバッグ”手法
ZeBuの”スマート・デバッグ”により、システムレベルのツールを利用して問題を迅速に切り分けることが可能



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